海辺の甍 「鉄道(27069)」

益田から岡見へ、短い停車を繰り返しながら、DD51重連は終着の火力発電所をめざしていきます。平日の午前中の海辺の小さな町々は、国道を通るクルマの音以外にほとんど物音は感じられず、夏の青空にはどこかそぐわない、静かな雰囲気をたたえています。

RF誌や「SLダイヤ情報」の撮影ガイドを頼りに、海がらみのアングルを訪ね歩いた現役蒸機の時代。たしか岡見でも一度下車して、海辺の堤防からシゴナナの旅客列車を撮ったことがあります。あるいは三保三隅だったかもしれません。その日は小雨が降っていて、古い屋根の家々が点在する漁村は、どこまでもどんよりとしていました。

無人駅の跨線橋がちょうど良い俯瞰アングルになっていて、海辺の町の甍が見渡せました。海は見えないけど、これは決定!です。そういえば浜田の東、田儀や馬路のあたりに、国道から海をバックに町と線路を見下ろすポイントがありました。そのときだけ、天気は晴れで、意外と赤い屋根が多いんだなあ、と思ったのを、ふと思い出しました。

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Re:海辺の甍(08/11)

SLダイヤ情報と共によく見ていたのが、世界鉄道写真全集です。その世界鉄道写真全集の「山陰本線1」だったと思いますが、鎌手~石見津田の漁港をバックに行くD51の写真が掲載されていました。その写真を含め世界鉄道写真全集の写真は、当時、まだ中学生だった私にとってあこがれでした。

Re:海辺の甍(08/11)

この地方の赤い瓦は石州瓦と言いまして、山陰(石見)地方を中心に広く使われています。山口線沿線でもこの瓦をえ使った民家は多数あります。耐寒耐雪性能に優れているので、冬場気候の厳しいこの地方では重宝されています。
お盆が明ければ少し時間に余裕ができますのでこの界隈も訪問してみたいところですが…その実身分保障を失うので歓迎できるものではありません。
(非正規雇用から正規雇用になったまでは良かったものの…慣れぬ仕事を格段に重くなった職責に心身共にオーバーヒートしてしまい、4度目の失職を体験する羽目になりました)

未知の駅

このあたりの駅は、前回報告した通り、暗記した駅なので、すご~く馴染みがあるのですが、行ったことがない。不思議な感覚です。
それに、蒸機ではあまり絵にならなかった、駅侵入もDLだと絵になるのも、不思議な感覚です。

Re:海辺の甍(08/11)

somtamさん
世界鉄道写真全集、これまた皆さんの記憶に強く残っていますね。どういうわけか、後年古本屋でよく見かけて、買おうかどうか迷ったのを思い出します。その系譜に「レールガイ」があるような、、、いずれにせよ、昭和鉄本グラフィックスの思い出ですね。
青列車さん
ご教示ありがとうございます。石州瓦の赤は、海にも緑にもマッチして、この地の風土によく馴染んでいますね。状況が許せば、岡見貨物の撮影にもお出かけください。益田から先は秋でも十分撮れますしね。
枯れ鉄さん
この写真は石見津田駅ですが、暗記しなかった私なども、somtamさんと同じく、雑誌の写真で駅の名前を見てあれこれ想像をふくらませたものです。今はネットで何でも検索できてしまい、便利ですが一抹の寂しさを感じたりもしますね。
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