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されどDE10更新機 「鉄道(27069)」

その後、保存車両を撮りながら小倉まで北上し、レンタカーを返して、再び山口県内へ戻りました。新幹線を厚狭で降りて目指すのは、夕暮れどきに2本の設定のある、美祢線の貨物列車、1本は翌日岡見へ向かう炭酸カルシウム、そしてもう1本は重安への石灰石返空ホキです。

DE10更新機で運転される返空ホキをまともに狙うのは初めてのことでした。そうそう、いつもはDDの炭カル撮ったら、羽田行き最終便の待つ山口宇部空港へ急ぎ足で向かっていましたから、、、幸い、深い渓谷にも日が差す天気で、18時15分の通過時まで何とか陽が保ちました。

こうしてみると、赤いDE10更新機もなかなかですね、などと数ヶ月前には想像もしなかった感想を鉄人騎士さんに投げかけると、そのとおりですね、と深い頷きが返ってきました。奥深い山中を行く専用貨物というだけで、今や好意のフィルターがかかってしまうのですなあ。。。

あとでまた、このアングルは往年のRF誌別冊「SL撮影地ガイド」の美祢線のページにあった写真とまったく同じであることを思い出しました。たしかモノクロで、デコイチの逆向牽引だったような……30年の過ぎ去りし思いに耽るのもこのあたりにして、明日は現代DDの白眉、岡見貨物を狙うことにいたしましょう。

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Re:されどDE10更新機(08/07)

宇部・小野田方面と美祢線沿線はどうしても厚狭でスイッチバックする形になるので、前後に運転台のある近代動力車ならさほど苦にはなりませんが、蒸機時代は列車によっては逆機にならざるを得なかったようです。
厚狭区のDD51は全て国鉄時代と変わらぬ塗装を纏っていますが、DE10は更新カラーばっかりです。
美祢線は利用したことはあるのですが、撮り鉄の機会はなかなか得ず、何時の日にか出掛けてみたいものです。しかし、自由がきくようになる時期と貨物列車の廃止が噂される時期が重なりそうで戦々恐々モードです。

Re:されどDE10更新機(08/07)

青列車さん
おっしゃるとおり、美祢線は現役蒸機時代も本数の多さに反して人気も今ひとつだったのは、逆向牽引が多かったからでしょうね。バック運転もシゴロクやキュウロクならユーモラスになりますが、デコイチだとそうはならない(笑)ここのDE10は、少し前に更新機ばかりになってしまって、私もわざわざ撮るのは…という感じでしたが、今回初めて、原色とはまた違った魅力を感じました。
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