♪夏から秋への 能登半島

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♪あなたあなた訪ねて行く旅は 夏から秋への 能登半島♪ 季節はまさに、秋風が吹き始めた8月の終わり、北陸道から、能登里山道の無料高速を海沿いに北上、石川さゆりの昭和演歌を何度も口ずさみながら、のと鉄道の廃線区間への道をたどります。鉄ではシゴナナ入線時に能登中島までしか来たことのない能登半島、シゴロクが出演した映画は「父ちゃんのポーが聞こえる」だったかなあ、と昭和の記憶をまさぐりながら、クルマはやがて珠洲市内に入りました。

今回のターゲットは、旧のと鉄道鵜飼駅に搬入された、旧紀州鉄道のキハ605号です。常磐炭鉱から岡山臨港を経て、御坊では一度も営業運転に入ることがなかったという、数奇な運命をたどった気動車が、北陸の運送会社に譲渡されて、動態復元されているのか……と思ったところでの、貸出し搬入です。珠洲市全域で開催される「奥能登国際芸術祭」に参加するフランスのアーティストの作品に使用されると聞くと、鉄道車両の活用法も、随分広がったのだなあ、との思いを新たにいたします。

で、特徴的な前面4枚窓の最も左、白い筒が見えますが、これが車両を貫いて、芸術的オブジェとなるのだとか。はい、これの設置前に撮りたかったのですが、間に合いませんでした。駄菓子菓子! それを差し引いても、廃止以来12年後に、廃駅にわずかながらの線路が敷かれての車両設置です。過ぎ去った時間と、夏から秋への季節の空気感に、もう泣けてきます。できるだけ筒が目立たない角度で、と考えなて撮影しながらも、これ、芸術作品になったときはどうなるんだろうなあ、と怖いもの見たさも半分、複雑な気持ちで、羽田への青便の待つ能登空港へ戻っていきました。

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 趣味・実用

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