環状線グリーン

10時過ぎまでヤンゴン中央駅外れで撮影した後、トップライトの時間帯は、ティアラ工業団地へ陸揚げしたままになっている東海キハや、すぐに休止されてしまったヤンゴン臨港線の旧広電を見に行ったりしました。それにしても、荒廃?が伝えられていた旧広電連接車や大阪市電が、ちょうど2週間に一度の整備中で、連接車がパンタを上げて通電していたのは驚いたなあ。復活へ、一縷の望みがつながったということでは有馬温泉!
そして、西日が傾くとともに、環状線に戻ってきました。ミンガラドンの駅に行ってみると、光線は素晴らしいのですが、すでに木の影が伸び始めています。1本、ラッピング入りの東海キハを撮った後、ふと思い出して、駅間の開けたところに移動しました。前回、車で空港に向かう途中、ああ、このあたりは開けているのだなあ、と何となく目星をつけていたのでした。目論見どおり、緑の広がる小築堤が緩やかなカーブを描いています。築堤整備できないのは言いっこなし(笑)
一度、撮りたかったのですよ、こういう引きの写真。ほとんどがカブリツキか市場や駅の情景写真になってしまうヤンゴン環状線で、このキハたちが走っていた磐西や石巻と見まがうような、時代遅れの(爆)サイドがち編成写真。そして、ちょうどやってきたのは、日緬ステッカー車! グリーンの塗装が景色にマッチしていますが、これ、ラッピングされないかどうか、やっぱり心配です。あ、貫通扉が開いているのも、言いっこなしで(爆)