羊蹄山、見えず
カムイチャシ公園の急な階段を慎重に降りてクルマに戻り、すぐに「カシクル」追走に入りました。駐車場からクルマを出そうとしたときに到着した鉄車が1台、ああ間に合わなかったのだな、と思いきや、落ち着いた様子で機材をトランクから出されていて、特急でもお撮りになるのかな、とお気楽な想像をしていました。
私、まったく知らなかったのですが、この後、「カシクル」を追いかけるスジで、青いDD51×8(!)の廃車回送が、函館から陣屋町に向かって、カシオペアと同じくレッドクマーの牽引で走っていたのです。これを知ったのは、夕方、すべての撮影を終えた後の千歳空港、搭乗前……ハハハ、と笑うしかありませんなあ(泣き爆)
そのせいもあってか、晴れたら羊蹄山を遠くに臨む、この踏切にも、鉄の姿はほかにありませんでした。もし晴れたら、最も良好な光線状態を予想したポイント、ほんのわずか、直前に日が差しました。中望遠レンズ、バリシチサンアングルです。これは何とか、次回は晴れカットをいただきたいものです。できれば、羊蹄山にも、顔を出していただいて。。。