森の聖夜

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もしかしたら雪がちらつくかも?と予報されていた東京のクリスマスイブですが、残念ながら降りませんでしたね。冬晴れの一日が暮れたあと、寒い風にコートの衿を立てて家路を急ぐ人々に、最後のクリスマスケーキを勧める声が駅前に響く、何ともいつも通りの12月の夜になりました。

1週間前、丸瀬布のナイトセッションで見た光景を、いまだに信じられないでいます。これまでにお月見や花火も行って撮りましたが、それらはまだ、現実の匂いがしました。ところが、雪を被った木々をバックに、雨宮21号の牽く旧井笠鉄道の客車がライトアップされて佇んでいる姿は、2012年という時間や、日本の北海道という場所や、すべてを超越して、夢を見ているようにしか思えなかったのです。

ふと現実に戻ると、おそらく丸瀬布いこいの森始まって以来の三脚がズラリと並んでいて、時折汽笛を鳴らしたり、煙を吹かしたりする雨宮21号の表情の変化を逃すまいと、ここは五泉か舞台田か、はたまた長門峡か本門前かという緊張感が漂っていました。

あれから1週間が過ぎ、ナローの線路も公園もベンチもすっかり雪に覆われて、今夜の丸瀬布は深々と雪が降っているのでしょうか。クラで冬眠に入った21号は、今頃どんな夢を見ているのでしょうか。磐西のクリトレがなくて鉄には少し寂しい年末でしたが、北の森を想いながら、今年もメリークリスマス!

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 趣味・実用

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No title

おはようございます。

クリスマスに、北海道でしか見られないSL
雪景色とナイトセッション。
汽笛の音が聞こえてくるようです。

ありがとうございます。
夢を再び見られるといいですね。

(^o^)

Re:森の聖夜

EXTRAさん
ほんとうに素晴らしい光景でした。おっしゃるように、とりあえず、来年もこの夢が見られることを期待してしまいますね。
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