9001レ、青森へ

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大阪駅や京都駅で多くの人々の見送りを受けて、夜を走破した下り最終「日本海」は、払暁の日本海沿岸から、薄曇りの秋田に入りました。若い頃なら酒田か鶴岡のバルブからスタートしたかもしれませんが、今の年齢、体力では、唯一、高速が並走する羽後本荘から二ッ井の区間で、効率的に撮るのがベターな選択でしょう(笑)

羽後岩谷の直線、鯉川の陸橋とカットを重ねて、最後は二ツ井のオーバークロスに何とか間に合いました。もう数回、定期の時間でチャンスがあったなら、朝の桜田でぜひ撮りたかった場所の一つです。待ち構える鉄は10数人。この同じ時間、西の湖西線と人出を比べると、おそらく数分の一になるのでしょうね。私の「日本海」ギリギリ巡礼(?!)も、とりあえず、この場所で、最後のお見送りになりそうです。

思えば、秋田~青森の区間は、「日本海」運転当初はDD51重連が、峠路に挑んでいたんですね。なかなか開けたところのない、矢立峠旧線の写真を、RJの「列車追跡シリーズ」で見た記憶があります。あと、けっこう雄大な築堤を行くインカーブの写真、それは今考えたら、この二ツ井あたりだったのでしょうか。そして、たいていは蒸機の写真がカップリングされていて、C61の客レだったり、D51重連の貨物だったりしました。

短いトンネルの向こうに、ローピン81のヘッドライトが見えて、すぐに闇を抜けて、ゆっくりと僕らが見下ろすカーブにさしかかりました。シャッタースパンの中にある障害物を列車で隠そうと、ファインダーとボタンに集中したとき、波と星のブルートレインの時代に終わりを告げる、短笛一声が聞こえて、山間に軽くこだましました。



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