春の記憶 「鉄道(27071)」

京都市電七条ステーションには、違う光線状態を求めて、前回より1時間ほど早く行きました。サイドライトや人物込みは履修済みとして、後は、バックの明治の町並みに光が当たっているカットが撮りたかったのです。

季節は初冬、村内のあちこちを彩っていた紅葉も、すっかり色を落としてしまいました。ふと思い出すに、40年近く前、ここに来たのは3月でした。中学卒業と高校入学を間近に控え、春の柔らかい光が10代半ばの京都のガキたちに降り注ぎ、いつか自分が50過ぎのオヤジになることなど、まったく想像もできませんでした。

つい先ほど、思い立って古いネガを取り出してきましたが、この写真と同じ路面電車に学生服のガキ達が鈴なりになっている写真は、どうも気恥ずかしくて、スキャンするのがためらわれました。そうそう、最近は20代あたりの写真さえ、そこに写ってる自分があまりに若過ぎて、思わず目を背けたくなります(笑)

ゲリラ雲が去り、古い町並みと長いトロリーポールに再び、日が差しました。今日1日だけは、遠い遠い春の記憶に、身をうずめていたいと思います。

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