2丁切りは、何年ぶり?!

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で、8009レ「カシオペア」を追っかけて、次の桜田順光ポイントで……というのは嘘で(笑)、あまりの好天・桜田に、かなり久しぶりの2丁切りを敢行、手前のスパンで中望遠で撮ったのがこのカット、というわけです。それにしても、久しぶりだなあ。いったい、何年振りかも覚えていない。今回は1台三脚、1台は手持ちですが、あの平行プレート、どこいってしまったかなあ(爆)

同じ85mmを2台並べて、ポジとモノクロ、がゴハチ末期からJR初期。やがて21世紀になると、銀塩1台に、デジタル1台。それも、デジタルの高性能化につれて、銀塩自体を使わなくなり、気がついたら、まわりの皆さんはデジタルとビデオを2丁切り、というのが撮影地のスタンダードになりました。こちらはアマノジャク、ビデオやらないから、自然といつも1丁切り(笑)

しかし、昔はみんな、平行プレートや難しい雲台、持ってたよなあ。まあ今でもお使いの方が結構いらっしゃるのでしょうが、何だか、平行プレートに代わって、脚立が撮り鉄のスタンダードになったような(笑)今日のこの場所は、直前追っかけの方を含めてわずか3名、ニッポンレンタカーも脚立の貸し出しはないのかなあ、などという心配は杞憂に終わりました。

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室蘭晴れ予報

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いよいよ、というか、ついに、最後の客車寝台特急のカウントダウンが始まりました。「北斗星」「トワイライトエクスプレス」に次ぐ、「カシオペア」の落日です。相変わらずのアマノジャクで、青ガマが落ちると聞いても、後藤さん区間にはいまだにちゃんと出撃しないのですが、北の青凸凸、これは残された日々、きちんと撮っておかなければなりません。首都圏が雪予報の週末、なぜか室蘭だけが晴れ予報、幸い金曜夜の予定もない、よし、無理やり出撃いたしましょう(爆)

苫小牧の居酒屋に入ったのが、金曜22時。とりあえずビールと、ホッキ貝刺身で、お疲れさま。今日のおすすめメニューは、鵡川のかれい煮付け、そう言えば京都のガキ鉄初渡道の43年前、苫小牧駅で見た駅弁の名前、シシャモチップ寿司、というのが何のことやら、わからなかったなあ。緑茶ハイに変えて、ほろ酔い気分でふと気づくと、流れる有線は70年代歌謡曲、店の壁には古いアイドルのジャケットがコラージュされていて、いやあ、気分よく飲んでしまいました。

翌朝(1/30)、天気予報を確認すると、室蘭登別の晴れに対し、長万部まで行くと曇りの予報です。確実を期して、架線下ではありますが東室蘭より先で迎え撃ちましょう。海から昇った朝日のまわりに雲はなく、これは桜田ゲットでいけそうです。それにしても、この区間で続行で3~4本の客車寝台を撮ったのが、つい昨日のことのようです。ほんとうは、積雪の雪晴れを期待していたのですが、今日は遅延もなければ、雪もない。それでも、この光線で撮れれば、何の文句もございません。寝台特急と言っても、伝統のブルトレからずいぶん形も色も変わったjけれど、この迫力、この気品! あと20数回の力走を、しっかり見送りたいと思います。

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踊り場から

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浜寺から住吉に戻って、この日(1/24)4度目の撮影会で住吉公園に入線するモ166号を、ダイヤモンドクロスの人混みの中で迎え撃ちました。おそらく今までで一番の人出という状況で、いやあまあ、微妙に仕切りが悪かったり、微妙に高飛車だったり、一昔前の鉄道会社のイベント対応をほのぼのと思い出させていただきましたが、これまた懐かしき昭和の匂いです。ま、いいか(大○核爆)

そして、最後は、この日も何度も状況を窺いつつも、いつも満員御礼だった、南海住吉大社駅の踊り場俯瞰で、住吉公園を発車していく166号、161号の後ろ姿を、続けて見送りました。そうか、こちらは桜田ゲットで喜んでいるけれど、皆さん、やはり後追いは邪道だとお考えなのでしょうね。う~ん、これ、21世紀に入ってからの撮り鉄の、大きな命題ですなあ(笑)

そして、明後日の土曜日(1/30)の朝、8時半過ぎの最終電車が出てしまうと、住吉公園駅にもう、電車が入ってくることはありません。防火水槽の金魚は、近隣の学校に引っ越すそうだし、飲食店などが入っている関係で、駅舎自体はしばらく姿をそのままとどめるようです。来年の正月、ひくまさんと初撮りに来て、店が残っていたら、ぜひ、ここの店で飲みたいものです。




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そして、浜寺公園駅も

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午後イチの住吉公園入線は新型の堺トラムだったため、その時間を利用して、間もなく古い駅舎の供用が廃止される、南海浜寺公園駅の様子を見に行くことにしました。明治40年、辰野金吾作の様式美を誇る、齢109歳を数えるこの駅舎は、高架化の後も移設活用されることが決まっていますが、現役駅舎としてはカウントダウン、ご覧のように、別れを惜しむ人たちで賑わっていました。

数年前にこの駅舎を見に来た当時は、駅前にいくつかの古い建物が残っていて、かつての旅館や食堂の匂いを偲ぶことができましたが、今ではすっかり更地と化してしまい、ポツンと残った駅舎のまわりも、すでに工事現場さながらのフェンスに囲まれています。駄菓子かし、考えてみると、よくぞここまで、明治の駅舎が残ってきたなあ、と思います。自販機どころか、ICカード対応自動改札まで設置しながら。。。

当たり前のように、東のスイカで改札内に入って、住吉へ戻る各停の電車を待ちました。待合室、駅長室、駅舎横の臨時改札に至るまで、スナップし始めると、止まりませんでした。そして、それがこの駅舎にとって、最後の週末だったのです。つい先ほど、1/28未明の終電をもって、供用終了だったと聞きます。移設時に、この美しさがさらに昇華されることを、願わずにはいられませんでした。




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構内並び、再び

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年末に続いて、廃止まで1週間のタイミングで行われた、住吉公園駅でのモ161有料撮影会は、好天に恵まれてしまったおかげで(かくばく)、逆光承知のうえで、並びを撮るという、いささか複雑な展開となりました。前回と違うのは、我孫子道に集合して、ダイヤモンドクロスを渡る電車に乗って現地に到達するところで、車窓から並みいるギャラリーを眺めるのも、なかなかオツな経験でした。

前回と同じ並びベスト位置に陣取ったのはよかったのですが、さすがにこの反射光は遮れないなあと天を仰いでいると、周りの鉄な皆さんがフードの上から手で光を遮っているのを見て、すかさず真似させていただき、微妙に太陽を避けながら、シャッターを押し続けます。それにしても、鉄はほんとうに勝手なもので、今日ばかりは、少しでも曇ってくれないかなあ(大○核爆)

今回は会費が上乗せされているぶん、お土産のパンや、地元商店街の商品券が付いているのがユニークでした。撮影後、アーケードの商店街を歩いて見つけた店で、鍋焼きうどん定食・かやくご飯付きで昼飯にしました。相席になった地元のおばさんが、席につくなり「ぬるかん1本」と言ったのは、びっくりしたなあ。こちらも少し飲みたくなりましたが、午後の撮影に差し支えてはいけないので、すんでのところで「ビール1本」を思いとどまりました。

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住吉公園あと7日

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首都圏も京阪神も関ケ原も降らずに、広島や九州で雪が降るという、いささか珍しい週末でした。日曜日(1/24)は、あと7日のカウントダウンに入った阪堺住吉公園で、昨年末以来2度目となる撮影会イベントが行われ、某友人に70回電話していただいて参加券をゲット、雪次第では前日入りも考えましたが、結局平常通り運航された朝イチの青便で伊丹に向かいました。

いやあ、今日の大阪、寒かったなあ。ハミより寒い(嘘)。南海住吉大社に降りたら、すぐにコンビニでホカロン購入、冬の青空の下、キーンと刺すような冷気の中、8時32分発の終電(!)、本日の主役、モ161号の送り込みと、ダイヤモンド・クロッシング付近で続けて撮影に入りました。

1月下旬に入ったとはいっても、まだまだ都会での撮影は影との戦いが続いています。9時やそこらでは、路面全体に日が差さないのが当たり前(笑)、だが駄菓子かし、前回の曇り写真に加えて、平面交差桜田写真を記録する、絶好のチャンスです。渡り線で方向転換したあと、住吉公園へ入っていく161号を、まずは後追いで捉えました。

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これが普通の旧客なら

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復路の102レも編成写真にしてもよかったのですが、機次になる客車はトーマス色。。。いろいろ思い悩んだ挙句に、煙が出そうで、光も当たる、笹間渡の第一橋梁で、後追いを狙うことにしました。道の駅にクルマを停めて、もう少し時間があればひと風呂浴びたかったのですが、ま、今日のところは出店で売っていた鮎の串焼きに舌鼓にいたしましょう。

30分少し前から待機に入ったのですが、見る見るうちに長い鉄橋にも影の部分が浸蝕していきます。と同時に、架線がギラギラと光り出し、いい感じの夕方斜光線にはなりそうです。トーマス色がどのように写るのか、気になるところではありますが、まだまだ大井川ドシロート、次回普通の旧客の時の練習のつもりで、あれこれアングルを考えました。

うん、やっぱり、これが普通の旧客だったらなあ。。。ところで、トーマスはトーマスとして、なぜに客車をこの色にする必要があったのでしょうか。客車の色も原作に合わせるといった版権上の理由でもあったのでしょうか。今からでも、今年のトーマスの運行は、客車は普通の色の旧客で、というわけにまいりませんでしょうか。大井川初心者が申しあげるのはさしでがましいのですが、ダメもとで関係者様にお願いしたい今日この頃です。

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門デフ光る

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今夜は、新橋のいつもの店で、鉄な新年会でした。で、忘年会で絡まれた大先輩に、またまた満面の笑みで絡まれました。「おい、おまえ、またどこにでも顔を出して!」……しかし、いくら大学の先輩と言っても、こちら鉄研入ってないのに、きついよなあ(笑)でも、仕事も鉄も成就されて、気分よく飲んでおられる様子、勉強になるなあ。絡まれましょう、喜んで(核爆)

年末に大先輩にうまく説明できなかった、我がアマノジャク鉄、ついぞ親しんだことのなかった大井川は千頭の転車台タイムにも、2週連続の訪問によって、すっかり馴染んでしまいました。トップライト気味の廻り舞台に、ほんの少し桜田順光になる瞬間があり、なかでも門デフがギラリ光る一瞬を狙って、シューティングします。いやはや、これ見てしまうと、やめられません。また、来たくなる(笑)

二度目の千頭は、残念ながら、ちゃんこ汁の振舞いもなく、どこの店に入ろうか、迷っているうちに時間がなくなり、昼飯抜きでの102レ先行を余儀なくされました。当然、返しも合格祈願のヘッドマークが付きます。受験生の皆さんには悪いけれど、サイドか後追いで、門デフならではのアングルを探そうと、いざ、クルマを南下させることにしました。

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門デフ・合格祈願号

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品川発9時10分、ひかり465号。これで間に合うのならば、ついつい行ってしまうのは、仕方ありません。藤枝のレンタカー屋さんのお姉さんに「あ、この前も…」と言われるのを楽しみにしていたのですが、前回とは別のお姉さんで撃沈(核爆)、折しもセンター試験開始の週末、合格祈願号のマークがつくこと承知で、またまた行ってしまいました、大井川。

また、 編成が笑っちゃいますなあ。先週の見事な旧客4両と違って、まともな旧客はわずかに1両プラスおでん列車用の旧西武電車の後ろには、トーマス用に塗色変更された旧客5両、さらにEL補機。日の短いこの季節、山影ばかりの大井川沿線では、編成全体に日の当たる場所も、きわめて限られます。

ま、こんな編成でも、一度はオーソドックスに抑えましょう。そうか、ここが有名な茶畑の名所、横郷か。第2鉄橋に次ぐ、101レ光線良好ポイントに何とか到達、たなびく白煙まつわる門デフ、いい気分で撮らせていただきました。とはいっても、まだまだアウェー、追っかけなどは夢のまた夢、のんびりクルマに戻って、先週と同じように、千頭でスナップにいたしましょう。

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千頭、昼下がり

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ちょっと順序が逆になりましたが、崎平で101レを撮った後、折り返しの千頭へ、190号機の様子を見に行きました。これまた、昼間に煙が上がる千頭駅は初見参です。折しも発車を待っていた井川線の列車に感嘆の声を上げた後、転車台をメインに、門デフならではのアングルはないかと、いろいろスナップしてみました。

駅の売店のSL関連グッズやお土産、いやはや、いろいろあったなあ。さすがに動態保存発祥の地です。駄菓子かし、駅前の雰囲気はどことなく寂れた感じがして、時おり響くカマのコンプレッサーの音が、山あいに消えていくのを聞いていると、トーマスでやっと息をついたらしい、この鉄道の厳しい現況がひしひしと伝わってくるようです。

駅の横の観光施設で振る舞われていた、ちゃんこ汁をいただいて、昼飯にしました。京阪を撮りに来た時の、ふるさと弁当もおいしかったけど、駅前にもちゃんと探せば、おいしそうな店が点在しています。初めての街、初めての駅前は、楽しいものです。門デフ求めて、こりゃあ、何度か来ることになりそうだなあ。

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伝統の緑ナンバー

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せっかくの快晴です。復路の102レは桜田順光を旨に、京阪電車撮影の時の経験を生かし、抜里付近某所に、三脚を立てて待機に入りました。ご覧のように、ポールは手前にもかかるし、キロポストはあるし、何しろ手前にビロ~ンがかかるという悪条件ですが、おそらく沿線きっての光線状態には変えられません。それに加えて、下り込みなんですが(爆)

190号機の古巣、熊本機関区のカマは、緑ナンバーが特徴的でした。名著「LIGHT PACIFIC 70」で知った、C57151号機の美しさは秀逸でしたし、残念ながら撮る機会には恵まれませんでしたが、三角線用のC11には、かなり遅い時期まで、緑ナンバーのカマが存在していました。190号機は門デフになったことはありませんが、今回の企画、そうした鉄の琴線に十二分に触れるものでした。

トンネルの向こうから汽笛とドラフトが聞こえ、下り込みに入った190号機が、素晴らしい光線の下、姿を見せました。有り難いことに、絶妙のタイミングでさらに汽笛一声、白い蒸気がいいアクセントとなって、マークなし・旧客4両というベストな編成を、しっかり抑えることができました。



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門デフ2016

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新年早々、思わぬところで、ターゲットが出現しました。アウェーもアウェー、なぜかずっと避けて通ってきて、京阪電車しか撮りに行ったことのない大井川。その動態保存機の1両、C11190号機が、門デフを装着して、3月までの期間限定で走っているのです。これは行かねばなりますまい。前言撤回、朝令暮改。ポリシーなど忘れました(かくばく)

年明け2週目の週末、3連休のうち2日が、門デフ予告登板となりました。その2日目(1/10)は、ほぼ全日の晴れ予報。駄菓子かし、普通列車の減便により、電車鉄での出撃は非効率甚だしく、かといって自車出撃は帰りの渋滞が怖い、結果、藤枝でのレンタカー貸出しという策で、撮影地情報は2年前の京阪の時の経験のみ、というアウェー承知の出撃となりました。

シゴナナの門デフやデゴイチの後藤デフと違って、C11の門デフは、現役蒸機の時代に撮ったことがありません。ガキ鉄がアラカンになっても記憶に残るのは、その昔、RF誌で見た、佐々機関区C11165号機の御召の晴れ姿。そして、時を経て2016年正月の奥大井、第2鉄橋を過ぎカーブを描いてきた190号機は、九州特有の煙室扉ハンドルも凛々しく、冬の青空の下に輝いていました。

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市電コンシェルジュ

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三が日が終わると、東京へ帰る新幹線に乗る前に、梅小路へ鉄な初詣へ、というのが毎年の恒例ですが、ご承知の通り、京都鉄道博物館へのリニューアル工事中で、今年は果たせませんでした。阪堺に行っても、今年は住吉さんにお詣りできなかったし、これは京都にいる間に、何とかしなければ。。。

年末に、市電1860号が岡崎公園に移転し、観光案内所として使われ始めたことが、ニュースで報じられていました。そうだ、平安神宮にお参りして、それ、見に行こう。正月も4日になると、京都きっての有名神社の人出も一段落、ゆっくりとお参りした後に、あたりを探すと、まるで現役時と見まがうような1800が、木漏れ日を浴びていました。

梅小路公園に続く、市電コンシェルジュ。500の市電カフェは何とかしてほしいけれど、長期的な整備という課題を除けば、これ、意外と悪くないのかも。初めて、そう思いました。市電博物館ならもっといいけれど、何だか市電たちの表情もしっくり来ているような気がします。この日はまだ案内所が開いておらず、市電の周りをうろうろしていた私が、カタコト英語で対応したのはまあいいでしょう(笑)夜はライトアップもされるそうです。次回、東山通りで居酒屋探して、枯れ鉄さんあたりと、ほろ酔いで行きますか。

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ハルカス夕景

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冬至の頃よりは、ほんの少し長くなったといっても、まだ3が日、松の内です。我がルーツを辿った夕暮れの街角にビル影の伸びるのは早く、あっという間に、わずかに残されたスポットライトの路面を中心に作画せざるをえない状況になりました。いきましょう、あべのハルカスバック。はたして、スポットライトの光量が、162号が戻ってくるまで保つかどうか、、、

昨日、阪堺の正月輸送がらみのブログを検索、拝見していて、ちょっと驚いたのですが、若い鉄な方のブログに「夕方で陰になったので、撮りやすくなった」というフレーズがありました。そうか、たしかに、車両を写すには、そのほうが都合がいいのかも……スポットライトで写真を撮るなどというのは、もしかしたら、もう時代遅れなんだな。そう思うと、何だか寂しくなりました。

ま、アラカンオヤジは、もうしばらく、光との格闘を続けましょう。162号が天王寺から戻ってきて、住吉公園に向かうとき、残念ながらスポットライトの光量は弱くなりましたが、これぐらい当たれば、上出来、上出来。住吉で粘っていたTさんとも合流できそうです。我々も次の電車で天王寺へ戻って、これまた初撮り恒例、お屠蘇代わりのビールといたしましょう。

暮れなずむ街角

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モ166号の後追いを撮ろうと、仏具店の背後に振り向くと、すでにビル影が幾重にも伸びて、静かに暮れなずむ街角に、これまたどことなくノスタルジックな看板や家並みが広がっていました。そやそや、関西のガキの学校帰りの買い食いは、なんちゅうても、お好み焼きやなあ。隣の寿司屋、正月からようやっとるけど、お客さん入んのんか、ネタは大丈夫やろか(核爆)

路面電車の走る夕暮れの街。こんな風景の中に身を置いているだけで、いつしか身も心も溶けていきます。このあたり、電車を降りて歩いたのはこの日が初めてでしたが、いいなあ。阪堺というと、住吉周辺か、綾ノ町から御陵前。いつも天王寺から電車に乗って通過するだけだったこのあたりでしたが、実際に歩いてみると、不思議な郷愁に満ちていました。

夜、京都の実家に帰って、母にこのあたりで撮影したことを話しました。てっきり、大阪市内のどこかから、女学校の頃にこのあたりに越してきたのだと思っていたのですが、聞くと、生まれ育ったのが、この帝塚山だったとか。なるほど、あの不思議な気分は、そういうことだったのか……阪堺の古豪モ161のおかげで、思わぬ我がルーツを知ることになりました。

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昭和の大阪

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正月2日の昼過ぎに中国から帰国、夕方の新幹線で京都の実家へ。翌日(1/3)は、正月恒例、大阪の畏友、ひくまさんとの新年初撮りに出かけました。ターゲットは、毎度おなじみ、正月輸送の阪堺電軌ですが、今年は元旦から旧型車が何両も駆り出されていると聞くと、やっぱり阪堺でよろしおま、ということに衆議一決しました。

何せ住吉公園駅最後の正月です。人も鉄もビル影も多い住吉大社周辺を避けて、松虫のハルカスバックから、北畠、姫松、帝塚山と断続的に続く路面区間での撮影を選択、旧型車の運用を追いながら、絵になるストラクチャーを探しながらの、アラカンおやじ二人、のんびりフォトハイクとなりました。

昭和初期生まれの古豪、モ161型と、あべのハルカスのミスマッチもなかなかですが、やはり、しっくりくるのは昭和でもバブルよりずっと前の面影を残すストラクチャーです。姫松の先で見つけたこの仏具店、瓦屋根に看板の筆文字がいい感じです。そういえば、母方の実家は戦前は帝塚山にあったのだなあ、と、何年か前、母が懐かしがっていたのを思い出しました。

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再見、三道嶺建設蒸汽火車

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新年の夜明けを、三道嶺の建設型をバルブしながら迎えました。まだ明けやらぬ時間から宿を出て、カマが待機しているヤードに到着して、勇躍、三脚を立てるときには感じない寒さですが、10枚、20枚とシャッターを押すたびに、ああ、そうか、ここはマイナス10数度の夜明け前だったなあ、と10数年前のダーバンやホルクを懐かしく思い出します。

今回、やっと訪問を果たしたハミ、三道嶺でしたが、そうした寒さだけでなく、丘から見下ろす荒涼たる光景、そこに響く汽笛とドラフトの接近など、あたかも21世紀になるかどうかの頃の集通鉄路を、コンパクトに追体験するような、不思議な快感に満ちていました。そうだよなあ、中国鉄は、これだったのだよなあ。少々歳をとって、また寒さがつらくなったけれど(笑)

現地での情報では、遅くとも3年以内のトラック輸送への転換が予定されているといいます。遅くとも、ですから、来年の冬にはもうなくなっているかもしれません。でも、行きたいなあ、もう一度。今回は幸運にも予定通りの往復乗り継ぎができましたが、前後の日程にはフライトキャンセルや大幅遅延が相次いだことを聞くと、あらためて、ここへ行くこと自体のハードルの高さを感じます。再見、三道嶺建設蒸汽火車。そのひとすじの思いを抱いて、新年の仕事に取り組みたいと思います。



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三道嶺、火花の白眉

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ガイドのエイバイさん、周さんにまかせっきりにして、いまだに三道嶺専用線の線路配置がよくわかっていないのですが、大カーブのお立ち台で火花を撮って急いで移動すると、推進・後ずさりの重車編成の撮影に間に合うようです。実は初日、これに間に合いながらもカメラ設定のケアレスミス、隣で撮っていたT島さんの素晴らしい画像を見せつけられることに相成りました。

勝負です。リベンジです。築堤の向こうに、ごくわずかに残る夕空の色、ピントはアンダークロスの道路を通るクルマで見当をつけるしかありません。え~い、ままよの、ISO12800、1/30、F4。あとは、写るも写らぬも八卦、運を天に任せましょう。結果、ブレブレのカットもたくさんあるけれど、この1枚が撮れれば、ウチのカメラの大健闘に拍手です。C社やN社のフルサイズなら、もっときれいに撮れるのでしょうけど(爆)

Pブランドのフルサイズ、ほんとうに今年の春、出るのでしょうか(笑) それを買っていいのか、やっぱりどこかでメジャーな2社のどちらかに切り替えるべきなのか。いまだに、迷います。日頃は動体がついてこなかったり、置きピンの精度がすぐ甘くなったり、苦労ばかりのPブランドですが、こういう写真が撮れてしまうと、もう少しつき合ってもいいかなあ、などと、アマノジャクの虫が騒いでしまうのでした。

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花火か火花か 2

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かじかむ指先で三脚の運台をターンさせ、後追いの連写に入りました。おお、これです、これです。煙と火花が重なって、赤い妖気を帯びた色が暗闇に出現し、糸を引くように、荒野の中を幻想的に移動していく。まさか、、またこれを、ウチのカメラが捉えることができるとは思いませんでした。

後で、熱水以来の知人友人の皆さんと、紹興酒片手に語り合ったのですが、あの時代に今のようなデジカメがあれば、大変だったなあ。夜遅くまで、厳寒の中で撮らねばならなくなります(笑)寒風吹きすさぶマイナス30度の丘の上で、やっとの思いでシャッターが切れ、ついには巻き上げ不能でカメラが力尽きる。あれでよかったのだ、と皆で自分に言い聞かせました(爆)

そうか、煙と火花が同じ方向に重なるほうが、幻想的なシーンになるのだな。前日、この段階でKプロが「これからが本番です」と言った意味が、T島さんが写し止めたモニタの画像の素晴らしさの理由が、やっとわかってきました。まさに、行こうぞ、さあ、これからだ(一部爆) 懐中電灯を頼りに車に戻り、締めの1カットに挑戦すべく、移動します。

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花火か火花かまぼろしか

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太陽が沈んでから、すでに1時間が経過したでしょうか。すでに、目無し帽も指無し手袋も寒気を防ぐには能力の限界を超えていて、それでも、15年前の熱水に比べたら、どうってことないですよねえ、なんて強がりを言いながら、そろそろやってくるであろう、火花該当時間の建設型牽引重車を、祈るような思いで待ちかまえます。

丘の彼方に残る、ごくごくわずかな夕陽の色が、露出をチェックするのに役立たなくなり、懐中電灯をかじかむ手で取り出したとき、やっと採炭場発車の汽笛が聞こえました。もう10分、早く来てくれれば、ISO6400設定のままでGOしたのですが、これは感度を上げなくては1/30がままなりません。我がペンタックスK3初の、12800設定に舵を切りました。

昨日と違って、カーブの手前で、白煙がピンクに染まっています。おお、火花が出ています。まさに、冬の花火。草木もなびく三道嶺とは、まさに、これだったのか! インドネシアのナローで何度も見た夏の花火とは、迫力が違います。ネシアは煙がない、花火だけ(爆) 眼前を通過していく煙と火花のアンサンブルは、何だかこの世のものとは思えず、やがて写し止められた画像も、まぼろしとしか思えませんでした。

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終末の荒野

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採炭場を発車した建設型牽引の石炭列車は、岩と砂の荒野にカーブを描きながら、ベルトコンベアで石炭を積み出す集積場へ向かいます。この荒れ野の風景、さすがシルクロード、ゴビ砂漠だなあと思っていたら、すべて露天掘り炭鉱の跡なのですね。ほんの数年前には、何段にも折り重なった線路のそれぞれに、カマが行きかっていた。。。

つまりこれ、三道嶺の蒸機の、終末期の風景なんです。残る線路はわずかに複線のみ、空車と重車が行きかうだけで十分、露天掘りのための線路と入換に精を出すカマはもうどこかへ消え去ってしまい、結果、残った荒野の風景の中を行く建設型は、こうして桜田順光で見ると、アメリカ大陸のどこかのカマに見えてきたりします。

山は見えずとも、昨日、今日と好天が続いています。カブリツキの桜田はきっちり押さえたので、次は岩の丘に登って、シルエットにも挑戦しましょう。そして、日暮れが近づくと、火花ショータイムの時間です。明日はもう、朝のわずかな時間の撮影だけで、三道嶺を去らねばなりません。ウチのカメラでいったいどこまで撮れるのか、肩の力を抜いて、とにかく、やってみましょう。

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天山はまだか

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夕闇火花とともに、ハミ三道嶺といえばこれ!というアングルが、天山山脈をバックにした北線のカーブです。ほんの数年前までは、建設型のPPによる、大向こうを唸らせる花道カットが有名でしたが、今はカマが入ること自体不定期で、入った日に天山山脈が綺麗に顔を出すとは限りません。。。

はい、ご覧のとおり、幸運にも北線への運用があったのですが、彼方の山脈は前夜の火花同様、うっすらと写ってるのか写ってないのかわからない程度の結果に終わりました。聞くところによると、空気の澄んだこの季節の朝においてさえ、くっきりと山脈が見えることは少ないそうで、う~ん、リベンジが必要なのか、、、難しいところです(笑)

しかし、炭鉱、荒野、山バック、火花と、三道嶺の重要ファクターが、徐々に頭の中で整理されてきました。そして、どうやら昼間の狙い目は、炭鉱の昼休みが終わった14時過ぎから、日が弱くなるまでの2時間ほど。前日、先着のT島さんたちが三脚を立てていた、インカーブのカブリツキで、桜田写真を確実に戴くべく、再び、露天掘り跡の荒野へ移動しました。

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火花はまだか

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採炭場の向こうに夕闇が迫る頃、建設型発車のバス笛が聞こえました。火花乱れ飛ぶカットをものするには、夕陽の光がまだまだ空に残っていて、ちょっと早いかな、という感じですが、こればかりは、やむをえません。感度を3200に修正して、火花は写ったらラッキー、という大人の風格でまいりましょう(笑)

結果、ご覧のとおり、火花は出ているといえば、ほんの少し出ていますが、とても全開とはいえない、夕暮れ写真のわずかなスパイス、という程度に終わりました。でも、我がPENTAX、APSCでここまで撮れるとは思いませんでした。もしかしたら、皆さんのフルサイズよりは劣るだろうけれど、火花の走行だって、撮れるかもしれない。。。

さすがに、日暮れ間近になると、往年の熱水とまではいわないにしても、手はかじかみ、指先は完全な自由を失ってきました。そう、15年前もそうだったよなあ。O隊長の「行くぞ!」のひとことに、何をここまでして、と思いながら、それでもやみにやまれぬ思いで丘へ登りました。そんな記憶を思い起こしながら、当時より数段進歩したデジカメで、迫りくる煙を連写します。どうやら、心に残る旅になりそうです。中国鉄初期の、あの大変だった日々を、いとおしむように。



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三道嶺到達

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仕事納めの夕方に羽田を発って、北京で1泊、翌朝(12/29)のCA国内線でハミへ、午後には最後の建設型蒸機の待つ炭鉱の町、三道嶺に到達しました。このコース、週3便とはいえ、北京~ハミ直行便の新設によって可能になったもので、今までは行きたくても弾丸日程が組めなかったのが、そうか、自分にも行けるのか、と出撃決意を後押ししてくれました。

2日前に現地入りした10数名の日本人鉄の半数以上が知人友人で、夕方の撮影ポイントに到着するや否や、前日の夕刻の火花の成果について、手柄話に花が咲いています(笑) 1年前にYoutubeにアップされて話題になった、火花を振り撒きつつ驀進する日没寸前の列車のシーンです。ま、マイナーなブランドのAPSC、ウチのカメラには関係ないな、と聞き流しておきます(爆)

それより、まずは柔らかな夕日の斜光線をいただきましょう。ちょうど、お誂えの時間に、採炭場から汽笛が聞こえ、建設が白煙を斜光に染めながら、荒涼たる岩場をバックにやってきました。おお、これ見ただけでも、これ撮れただけでも、来た甲斐あったなあ。あとは、火花対象列車が来るのが日没よりどれぐらい早いか遅いか。とりあえず、のんびり構えることにして、感度を6400に上げて、待機に入りました。

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 趣味・実用

今年もよろしくお願いします

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年末年始の旅から帰ってきました。12/28の昼過ぎに仕事納めして、夕方のJL便で北京へ。翌日からウイグルへ入り、ずっと気になっていながらも出撃機会のなかったハミの建設を撮ってきました。で、年が明けて帰国、恒例のひくまさんとの関西初撮りは、いつもながらの阪堺線へ。今年は廃止が迫る住吉公園駅への餞か、去年にもまして旧型車の稼働が多く、堪能してきました。

そして昨日(1/4)、京都から東京へ戻る新幹線に乗る前に、梅小路へ鉄な初詣というのが、ここしばらくの新年の恒例でしたが、今年はそれができなかったのが、ちょっと残念でした。でも、イノダのコーヒーでひと休みもしたし、いずうの鯖寿司も食べてきたので、まあいいでしょう。来年、京都鉄道博物館へ初詣に行くのを、今から楽しみにいたしましょう。

フェイスブックからインスタへ、流行りのSNSを渡り歩いているうちに、ブログの立ち位置がちょっとわからなくなってきている今日この頃ではあります。駄菓子かし、写真を現像して、セレクトして、つい数時間または数日前の体験を振り返る、ブログならではの良さも捨てがたく、もうしばらくは続けてみようと思います。皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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