玉出バック

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阪堺御陵前で欠かせないアングルといえば、電停からほど近いところにハデな看板を誇るスーパー、玉出バックです。そういえば、京阪旧3000特急の最後の時期にも、黄色と赤の「玉出」バックで1枚撮ったことを思い出します。この日も、そりゃあ、普通に撮るより、サイドも当たってることだし、玉出バックだよなあ、とギンギラ入れ込みアングルに落ち着きました。

駄菓子かし! ある種の大阪を象徴するようなスーパー玉出チェーンですが、ググってみると、設立は平成になってからで、意外と新しい。昭和3年生まれのモ161号にとっては、孫みたいなものですが、なぜかそれほどアンバランスでもないところが、大阪らしくて、ええやないか、とエセ関西人の血が騒ぎます。

で、驚いたのは、「玉出デートすると、落ちる」という都市伝説があるそうな(笑)激安食料品が繁殖欲につながるとか、玉出の次にはどこへ行ってもリッチに見えるとか、理由はいちいちもっともらしいような(爆)ハハハ、これ、斜光線に光り始めた、渋い路面電車の話題ではありませんな。天気はもちそうです。次は、美しい秋の夕方の光で、今日の仕上げといきたいものです。

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阪堺、秋の午後

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園部で381系を見送った後、再び、ひくまさん車は大山崎ジャンクションを慎重に通過し、名神を下って阪神高速へ、大阪の都心部の度重なる複雑な車線変更も切り抜けて、堺市内に達しました。近畿圏縦断の小さな旅、霧が晴れたあとの丹波ののんびりした雰囲気とは打って変わって、街中のコインパーキングを探し、ラーメン屋を探し、トイレを探します(笑)

御陵前で撮っていると、この日(10/24)貸切運転に入っていたモ161形のリバイバル・グリーン、161号がやってきました。今年の正月輸送時には、住吉大社前で待っていても、「マッサン」車しか来ませんでしたが、古豪いまだ健在! 秋の午後の光に鈍く光るニス塗りの窓枠を見ると、まだまだ元気で走ってくれよ~、と願わずにはいられませんでした。

撮影後の画像確認で、パンタがそれなりに「抜けて」写っているコマを選びながら、そうか、広島では、京都や大阪から来た電車はいまだにビューゲルなのに、例の連接車はパンタだったなあ、ここ阪堺も、ビューゲルがいればカッコいいだろうなあ、などと、どうでもいいことをあれこれ考えるの、ほんと、楽しいですなあ。このままのんびり、浜寺からの折り返しを待つことにしましょう。

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1971年4月、園部

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ガキ鉄時代からの友人、枯れ鉄さんがおっしゃるように、44年前の4月は、まさに、園部=C57でした。梅小路のシゴナナ、最後の週末が最終日(4/25)となり、この写真を撮った日曜日(4/18)は、その1週間前になります。ただ、今回、金曜日のラストランを迎える381系を思うと、この日の園部駅は、2015年10月の最期の週末と、同じ表情をしていたように思います。

カーブした園部駅の留置線に佇む、美しきC575号機は、休日の多客対応でDC列車をPCに差し替えた9833レ~9834レ運用の、折り返し前の小休止中です。この日のガキ鉄は、朝、馬堀で上りのシゴナナを続行で撮って、下り9833レ撮影後、園部にやってくるパターンでした。京都のガキ鉄の自慢のタネであった、5号機の前面形式入りプレートが、3か月後の豊岡転属時に失われることになろうとは、この段階では知る由もありませんでした。

何の疑問もなく、こうしてホームから線路に下りて、皆でこういう写真が撮れた時代でした。映画「すばらしい蒸気機関車」では、たしか、園部で梅小路から福知山の乗務員に交代するシーンが出てきました。わずかな駅売りの弁当もあったのかなあ。ひくまさん、ありがとう。おかげさまで、40数年前を振り返りながら、数奇な物語に終止符を打つ381系に、最後の最後に、お別れをすることができました。

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園部、ポテチ裏

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園部インターを降りて、ものの数分で、国道沿いの道の駅に到着、そこからすぐ福知山寄りの踏切付近が、湖池屋の工場の裏だから「ポテチ裏」と鉄の間で呼ばれている、2015年の有名ポイントでした。ふと背後を振り返ると、何だか記憶のある風景だなあと思ったら、その昔、福知山のC5741号機の牽くイベント列車「京都汽車ポッポの旅」を撮った鉄橋を渡ったところでした。

園部は今も昔も山陰京都口の区間列車の最初の終着駅、昭和46年当時は最後のシゴナナ3運用はすべてこの駅折り返しで、構内の北西外れにはターンテーブルがあって、夕方から夜の列車でここに着いたシゴナナは夜を過ごしたのち、翌朝、まだ明けやらぬ丹波路を、京都へ向かって上っていきました。

その当時の客車編成よりずっと短い4両が、流れ流れてたどり着いた、381系特急、最後の姿です。40年前は園部より先はすっかり山の中という印象でした。今は国道沿いに工場や店舗が立ち並ぶとはいえ、ちょっと画面を切り取ると、こうして奥深そうな丹波の景色が浮かび上がります。そんな中を行く、国鉄色振り子電車の力走も、最後の週末を迎えました。

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山陰京都口回顧

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381系「きのさき」が京都に向かった後、亀岡盆地の霧が晴れました。で、晴れたまんまで44年前へワープ、馬堀駅の京都方の旧線を行くDF50牽引の朝の旅客列車です。1971年4月、山陰京都口の定期DL化直前、この列車に相前後して、3本のシゴナナが上っていくダイヤでした。つい数日前、381系を撮った2015年の有名ポイントは、この築堤が駅ごと大きくカーブした先、画面中央のあたりになります。

あらためて思ったのですが、この時代の急行「丹後」や「丹波」「但馬」が、今の「はしだて」「きのさき」「こうのとり」なんですね。ああ、ずいぶん長いこと、間をあけてしまったなあ。この当時から、京都の後背住宅地として徐々に開発が進みつつあったこのあたりも、今ではすっかり、どこにでもあるような近郊住宅地となりました。それでも、カーブした馬堀駅の、どことなく間延びした雰囲気は昔と同じで、一瞬、じーんとしてしまいました。

今でも時々、夢を見ます。1971年4月26日、月曜日の朝。学校をサボって、この丘の上から、最後のシゴナナ列車を見送っている高校生の自分の姿を。ふと、目を覚まし、そうや、あの日の朝はホンマに行きたかったなあ、と何度、現実に戻ったことでしょうか。それ繰り返して、結局、鉄やり続けていて、アラカンですわ(爆) 2015年10月に戻ると、こちらも霧が晴れてきました。ひくまさんの次のナビゲート先は園部、これまた思い出深いとこやなあ。。。

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最後の週末~フチ381系

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土曜日(10/24)、朝イチのJL便で伊丹に降り立ちました。この週末の関西は秋晴れの予報、アラカン同い年の畏友ひくまさんのクルマに便乗、久しぶりの大阪圏行ったり来たりの小さな旅となりました。到着口から「急いでください~」の声に小走りに送迎車線へ、15万キロをほとんど鉄で走破したひくまさん車は、下り大渋滞の名神を京都方向に、大山崎ジャンクションなんて実際に通るの初めてだなあと、浦島太郎気分で京都縦貫道に入り、丹波路を目指しました。

今日の午前のターゲットは、10/30の置換えを前に、定期運転最後の週末を迎えた、福フチ381系です。4年前、日根野から転属が始まり、なぜかこの時代にすべて国鉄色で活躍してきた、元祖振り子電車も、いよいよ引退の時が迫りました。これ、けっこういいよなあ、と思いながら、なかなかちゃんと撮る機会がなく、最後の最後に、いたたまれなくなっての出動、我ながら相変わらずですなあ(爆)

北近畿お立ち台プロのナビゲートのもと、まずは馬堀進入のカブリツキへ。馬堀といえば、40数年前は京都寄りの旧線が、朝のシゴナナを撮る有名撮影地でしたが、そうか、今は駅の反対側に、こうして鉄が集まるポイントがあるのですね。おいおい晴れ予報はどうした、の霧の中、いや、そういえば40何年か前も、シゴナナの牽く列車に乗って、馬堀から園部まで、ほとんど霧の中だったことがあったなあ、と朝から遠い目になってしまいました。

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民営化四半世紀

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国鉄分割民営化から四半世紀が経過して今年で27年目、もしかしたら、この鋭角的なデザインのJNRマークを知らない若い鉄も、そろそろ出現する時代なんでしょうね。すべてが古めかしくてコンサバな国鉄にあって、このマークだけはガキ鉄の目にはべらぼうにカッコ良く、ある年代で、ノートの余白にこのロゴを真似して練習しなかった鉄はほとんどいないのではないでしょうか(笑)

たしか民営化の87年4月、このマークは特急電車や気動車から一斉に消えたのではなく、次の検査などまでの間は、シールのJRマークと共存していたように記憶しています。それが、気がついたときには、ないのが当たり前になり、後年になってからの国鉄色のリバイバル再塗装の際も、シールのJRマークのままでした。JR東ではJRマークが消される例は少なからずありましたが、JNRの恒常的リバイバルは、後にも先にも、JR九のこのDo32編成だけだったと思います。

それにしても、いま見ても、ほんとにカッコいいなあ、このマーク。日経新聞に連載中の民営化の中心人物の回顧録を読むにつけても、分割民営化の評価はまだ定まらず、後世の審判を待つしかないと思います。それとは別に、国鉄の時代から九州島内特急の立役者であった485系へのはなむけに、このJNRマークを装着したJR九関係者の皆さんに、ささやかな拍手を送りたいと思います。退役式まであと20分、パンタの降りる最後の瞬間は見届けずに、人ごみの小倉工場を後にしました。

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前にも、横にも、JNR

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豊後豊岡で桜田カットをキメ打ちできたものの、まだ何だか小骨が喉に挟まったような……あの、カーブ正面撃ちのアングルでは、Do32編成特有のファクターとして欠かせない、サイド運転台下の、切り抜きJNRマークがほとんどわからない……駄菓子かし、ほとんど停車のないダイヤ、なおかつ並行する高速が未整備な日豊本線とあって、今日は追っかけもままなりません。

いったん門司港に入って撮影会が行なわれたおかげで、小倉工場まつりの会場へ直通するドサンニを、何とかもう一度、捉えることができました。朝の豊後豊岡とは逆エンドに、おそらく国鉄最終日に小郡でC571号機に付けられたカラーリングを模した、JNR入りのマークが掲げられ、サイドのJNRと、絶妙なハーモニーを奏でるシーンとなりました。

ほんとうは、JNR部分を強調した流し撮りとか、やりたかったなあ。今からでも遅くありません、JRE仙台支社さま、センA1A2編成にも、JNRの装着をぜひ!(爆)秋晴れの北九州市内、微妙に西鉄北九州市内線の面影が残る町並みを霞めながら、今日はせめて、名残りのJNRマークのアップを撮ろうと、直通入線の後、お別れ式も予定されているという、小倉工場まつりに向かいました。

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さらば、ドサンニ

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そのうち、そのうちと思いながら、撮影機会を逸していた九州最後の485系、大分のドサンニことDo32編成が、10/18に小倉工場への廃車回送を兼ねた団臨運用で、最終走行の時を迎えました。シルバーウィーク中のお別れ団臨に駆けつけられなかった自分としては、何とか最初で最後の撮影を果たしたく、好天予報に誘われて、前夜、大分入りとなりました。

ホテルのフロントのお姉さんに教えてもらった、こじんまりとした居酒屋で、関サバ、関アジ、鳥天に舌鼓を打ちながら、おそらく「リバイバル富士」以来の大分の夜、スマホ検索と友人とのメール数往復で、どうやら順光区間は豊後豊岡の前後ぐらいしかない、という結論に。中山香あたりでガングロ承知でもよかったのですが、翌朝、豊後豊岡にて先客の皆さんの間に何とか位置確保、バックの家々は気になるものの、ほぼ桜田の1枚、となりました。

撮っとけば、よかったよなあ。あの、真っ赤なヨンパーゴ。20数年前に九州各地を出張で回ったことがあって、カメラ持参でなかったのが悔やまれますが(笑)、「かもめ」「きりしま」「にちりん」と、いろいろ乗りました。民営化からまだ日の浅い頃、どの特急に乗っても、カレチがオレンジカードを販売に来て、こちらも喜んで買ったのを、ああ、いい時代だったなあ、としみじみ思い出します。そんな九州の485名特急のいくつかを象ったデザインのマークも誇らしげに、最初で最後のドサンニが、たくさんの鉄の待つカーブを回ってきました。

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10月14日、ちょっとだけ原点

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広島港行きの3000形連接車を見送って、あと少しの時間、広電本社前で、行き交う京都市電や大阪市電にカメラを向けました。ご覧のように、両車が桜田状態ですれ違ったりすると、これが21世紀の風景とは思えません。梅小路で産湯を使った京都のガキ鉄、よちよち歩きのお供はいつも緑の京都市電でした。片や大阪市電は撮ったことなく、ぼんやりした記憶の中にのみ、残っています。

そして、まったくの偶然ですが、この日は10月14日、鉄道の日でした。我々はまだ鉄道記念日、とつい言ってしまいますが、国鉄時代には曜日にかかわらず14日ピンポイントで特別な行事や列車の運転があったように思います。それが、鉄道の日になってからは、集客のためか、前後の週末にイベントが集中し、14日当日は実は静かだったりするのは、ちょっと変な感じがします。

広島空港に向かうリムジンバスの中でSNSを冷やかしていると、「されど鉄道文字」なる新たなジャンルに取り組まれているNさんが、たまたま通りがかった都内某駅でホーロー看板を見つけて、「10月14日に、ちょっとだけ原点」とツイートされていました。いいなあ、こういうの。そうか、自分もこの日にガキ鉄の頃から親しんだ路面電車撮って、ちょっとだけ原点だったのだなあ、と思うと、ふと気が抜けて、いい気分になったのでした。

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カールを追っかけ

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♪それにつけても、おやつはカール~~♪……メロディだけははっきり思い出すのですが、このCF、どんな映像だったか、とんと思い出せません。そんなことがあるものか、と思った、まだまだ若いそこのあなた、昨日撮ったネタの列車番号など一生忘れないと思っているあなた、どんな鉄にもやってくるのですよ、どんな写真を撮ったのか、忘れる時代が(爆)

閑話休題。この日(10/14)、千田車庫から広島駅に向かった3000形「カール」広告ヴァージョンを、折り返しの広島港行きが千田車庫に至るまで、いやあ、撮りました、撮りました。撮ったらすぐ、タクシー拾って、あの電車を抜いてくれ、で、ビル影のないところに来たら、ハイ、ここでけっこうです、その繰り返し(笑)

さらに、場所によっては電停の停車前、停車中、発車後。さすが広島あたりの大都市になると、すぐに流しのタクシーがつかまるから、こうした追っかけ技が可能になります。しかし、そうして何度も撮った驚愕の連接車は、直線を行くシーンばかりで、3連接ならではの長さが強調できるカーブの写真はほとんどないことに気づいて、ハハハと我が身のがむしゃらぶりを嗤いましたとサ!

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驚愕の連接車、再び

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その1泊2日の広島出張、翌日の挨拶回りのあと、帰りのNH便までの間、少し時間がありました。ならば、撮っていきましょう、秋晴れの広電。狙うは、前回、いきなりの登場に驚愕した、3000形連接車です。ビル影のない場所と考えて、最初は原爆ドームから相生橋で待ってみたのですが、京都、大阪どんどん来れど、西鉄連接車、全然来ません。いったい、どうしたことか。。。

急いで、スマホをちょっといじってみると、3000形は市内線の限定運用なんですね。この場所では、来る確率が少ないはずです。これ、下調べせずにやってきた、出張鉄の哀しさですが、まだ時間はあります、取り返しましょう。とりあえず、大急ぎでタクシーを拾って、千田車庫のある広電本社前に行ってみると、早速、あっという間にキターーー!

駄菓子かし、幕表示は回送、あっという間に車庫の中に向かって、逝ったーーー!(爆) それも、よりにもよって、現存唯一の広告なしヴァージョンです。ああ、広島駅に近いところで待っていればなあ……と嘆く暇もなく振り返ると、そこには広島港方向から「カール」広告ヴァージョンの3000形がーーー! 今度の幕表示は「広島駅」、よし、これ、徹底的に追っかけることにいたしましょう。

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今年も、HM付きニーナ

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今年も、JR-F広島車両所公開に合わせて、電機へのヘッドマーク装着が行なわれています。ニーナことEF6627号機には、一昨年の「スーパーライナーもどき」に続いて、「鉄道コンテナ輸送56周年」のマークが登場、56周年にどういう意味があるのか、今ひとつ不明ですが(笑)、なかなかシンプルな好デザインです。一昨年同様、広域&変運用、そして片側装着、天気とのジグソーパズルに格闘されている向きも多いようですね。

そのニーナ捕獲のジグソーパズル、自分の鉄日程とはなかなか一致せず、今年はチャンスがなさそうだなあ、と思っていた今週半ば(10/13)、偶然がいくつも重なって、思わぬチャンスに恵まれました。稲沢から変運用になって幡生に行った27号機が、新鶴見へ長駆、東上する5056レの白市通過時刻は、何と偶然にも、以前から予定された出張で予約を入れていたJL便の広島空港到着の40分後……たまには、こんなことも、あるものです。

さすがに、晴れまで頂戴することはできませんでしたが、通過10分前に、「おお、ここが有名な、ロープ許容範囲のSカーブ」に到達、先客の皆さんの後ろから手持ちで撮らせていただきました。名にし負うセノハチを控えた峻嶮なる山越え区間の本郷~河内です。あ、そうだそうだ、往年の映画「大いなる驀進」で佐久間良子や久保菜穂子が復旧作業を手伝ったのは、このあたりだったのかもしれないのだなあ、と革靴の砂を払いながら、ふと思い出しました。

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桜田、後追い

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先月の「あずさ、かいじ祭り」のときのように、高円寺へひと駅移動して、「ホリデー快速富士山1号」を待ってもよかったのですが、8時過ぎではまだサイドにも十分日が回っていない、ならば、あまりにも美しい桜田状態にある上りアングルで、後追いをキメ打ちすることにいたしましょう。はい、ここまで順光なら、テールライトの赤も目立たないはずです(笑)

しかし、この同じ桜田後追いで、トタ201系H7編成を見送ってから、もう5年も経っているのですね。いやあ、早いなあ。蒸機現役引退から40年というのより、下手したら、こっちの5年のほうがあっという間です。荻窪方向から迫ってきたE233系が画面の端っこに登場しましたが、これ、201系だったら、あの時代の中央線って感じですね。などと戯言重ねてるうちに、あっという間の5年、10年。。。

このあと、新宿の写真展がオープンするまでに時間があったので、高円寺で途中下車して、ワールド餃子のあった商店街をふらふらしてきました。すると、あったのですね。残念ながら、あったのはワールド餃子ではなく、昔、時々行った、ガード下の居酒屋。でも、びっくりしたなあ。この店で隣り合わせた酔っ払いオヤジの息子さんの家庭教師やらせてもらったよなあ。次は、上りの「ホリ快」の夜間走行でも撮りに行って、帰りにその店に寄ってみようと思います。

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路傍の国鉄~阿佐ヶ谷

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トタ189系M51編成が「ホリデー快速富士山」となって阿佐ヶ谷に戻って来るには、40数分の時間がありました。懐かしい喫茶店のモーニングでも、と思ったところで思い出したのが、この駅のすぐ近くにも、「路傍の国鉄」が残っていることでした。というのは、渋谷の通路で国鉄の古い銘板を見つけたあと、ネットで検索して出てきたのは、これ程度、だったのです。

はい、マンホールのふた。勝手知ったる、青春の街。マンホールヲタ(?!)のブログに書かれたヒントから、すぐに見つかりました。はい、ただ、これだけのことです(笑) 周囲にはレールの断面を表わす「エ」マークのみのものや、電電公社マークのものが散在し、とりあえず、「エ」+国鉄ヴァージョンを3つ発見。いやはや、マンホールのふたは交換しずらいですよね、だから残ってる(爆)

すでに国鉄民営化から四半世紀が経過し、まもなく30年になろうとする今、最後の国鉄型特急電車の轟音が聞こえる、高架下の路傍に、こんな「国鉄」が残っていること自体が、奇跡ですね。道行く人の好奇な目を背中に感じながら、夢中でマンホールのふたをスナップする、我が青春の街彷徨も、ちょっとヤヴァイ方向になってきたかな、と自嘲しながら、高架ホームに戻っていったのでした。

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疲れたら、青春の街へ

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しかし、これだけ長くサラリーマンやってても、まだまだですなあ。昨事業年度が終わって、創立70周年記念行事が一段落するとともに、ふと気が抜けたのか、久方ぶりに風邪をひいてしまいました。三連休初日、秋田へ日帰りした後はひたすら休養、の予定が、ちょっと回復すると鉄したくなる(笑)、最終日(10/12)、「ホリ快富士山」ぐらいは近場で撮ろう、となりました。

三連休中日の曇天を取り返そうとするような、秋晴れの空が中央線高架ホームの上に広がっています。上野原あたりまでぶらり、とも考えましたが、疲れているときは近場です。元気を取り戻すには、青春の街彷徨しかありません、ってなわけで、ワンパターンのお馴染み阿佐ヶ谷先端へ。しかし、これだけで心洗われるから、単純です(爆)

三連休の間は、連日、トタ189系のうち国鉄色M51編成が「ホリ快」に入りました。8時ちょうどの「スーパーあずさ」回送に続行して、麗しき国鉄色がキラキラと輝きながら姿を見せました。そういえば、「スーパーあずさ」も次世代車の投入で余命わずかなんですよね。撮っておきましょう(笑)さすがに3日連続の充当となると、迎える鉄ももう御一方のみ。ああ、このホームに吹く風は変わらないなあ、と、ここでしか味わえない青春の気分で、シャッターを押しました。

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夕暮れ、秋田へ帰る

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真室川から1時間少しのドライブで後三年に戻ってきて、「レトロこまち」復路の9421レを、晴れればサイドライト、のポイントで待ち構えましたが、西の空には薄い雲がかかってしまい、期待したサイドギラリとはなりませんでした。往路より停車のないダイヤ設定、これは安全策を取って、朝の四ツ小屋あたりまで戻るしかありません。

この先、右カーブを曲がればもう秋田市内の住宅地という、この四ツ小屋付近は、奥羽南線に何かイベント列車が走るたびに、夕方の撮影名所となりました。後三年よりはずいぶん天気が回復したものの、気まぐれな今日の夕陽は、雲の間に出たり入ったり、あとは鉄の神様、そして秋田ですから、なまはげ様に、祈りを捧げるしかありません。

ナナゴのライトが遠くに見えたときは、まだ日は当たっていませんでした。それが、ファインダー・インの数秒前、じわじわと光が差していくのが見てとれました。このままでは帰れない、とさっきまでボヤいていたSQ君、K太君、よかったですね! 気のせいかもしれませんが、昔のくすんだ赤より、今のナナゴの赤のほうが、夕陽に映えますね。やはり、鉄道写真は、秋の夕暮れです。今年はどんなシーンに出会えるのでしょうか。毎年のことながら、楽しみになってきました。

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紅葉はまだか~真室川

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勝手知ったる、などと油断したのがよくなかったのでしょう。「レトロこまち」往路の9422レはもう2回、撮影のチャンスがあったものの、一度は曇られ、一度は久しぶりの基本ミスで撃沈……慢心を反省はするのですが意欲減退、日帰り湯でも探すか、というのをやっと立て直して、まさか1か月後に再訪するとは思わなかった、真室川のカトウ君を目指しました。

というのは、先月満足して帰ってからネット上の写真をいろいろ見ると、紅葉の落ち葉を踏みながら走る、カトウ君の美しい写真があるではありませんか。おお、これは一度、その季節に行かねばなりますまい、そう思っていたところに「レトロこまち」、横手折り返しの間に何とか行けそうです。それに、鳥そばも食べられるではありませんか(笑)

ご覧のとおり、まだ全山紅葉とはいきませんでしたが、ところどころに色づき始めた木々を縫って走るナローのひとコマを、しみじみとキャッチすることができました。それにしても、前回の冷たい板そばに続いて、今回の温かい鶏入り板そばも旨かったなあ。またまた十文字ラーメンをいただくことは叶いませんでしたが、山形のはずれに、けっこうな行きつけの蕎麦屋ができてしまいました。

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晴れ間探して、レトロこまち

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三連休初日(10/10)、奥羽南線秋田~横手で運転された「レトロこまち」を撮ってきました。前の(笑)東京オリンピックの開会式以来、「晴れの特異日」といわれる祝日を含む三連休、今年はどうやら全国的に微妙な天気、予報と睨めっこして探し出した土曜秋田の晴れ予報、平日の疲労で最後まで迷いましたが、前夜23時50分出撃決定、JL特割を決済しました。

一昨年のC61から、迂回「あけぼの」、つい先月の「つばさリレー」と、知らず知らずのうちに、奥羽南線のこの区間はけっこう慣れ親しんだエリアとなりました。また、空港から近い四ツ小屋あたりから、追っかけが始められるのがいい。先月とまったく同じアングルですが、桜田狙い、草ボウ外しとなると、ここしかありません。晴れ基調ながら雲は多く、めまぐるしく露出の変わる直前10分でしたが、何とか晴れ間の出ているタイミングでナナゴ+旧客通過!

おや、オハニから誰かが手を振っていますね……と見ると、秋田名物なまはげでした。前夜に入って、長屋酒場でなまはげの歓迎を受けながら一杯もよかったなあ。マークなしならもっといいけど、75スリーセブンに付くマークも、カマに色調を合わせた、好感の持てるデザインのようです。ゴハチ一辺倒、ロクニばっかしのあの頃、なぜこういう編成に興味を持たなかったのだろう、などという繰り言は言いっこなしで、秋田南インターから、勝手知ったる、になってきた秋田道を南下いたしましょう。

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ニイニイいつまで

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いつまで?と噂かまびすしい中、JRF最後の原色PF、2119・2121の2両の力走が続いています。花巻から帰ってきた翌日の日曜(10/4)は休養を決め込んでいましたが、友人からのメールで前日の鹿島貨物に入ったニイニイの写真を見せつけられ(笑)、運用をネットで探ると、おお、武蔵野線内まで行けば1枚撮れるなあ、と午後から手持ち1台で出撃しました。

しかし、何度も言ってますが、ほんとうにEF65PFが風前の灯になる時代がやってきたのですね。そりゃあ、ゴハチ駆逐してた時代から30年経ってるんですから、当たり前です。カニパンよりデカパンとか、更新色は要らないなあなどと言っていたのは今は昔、カニパンの原色がこうして残っていること自体、もはや奇跡の一歩手前ぐらいのことだと思います。

もしかしたら晴れるかも、という微妙な空模様の下、この季節はほぼトップライトとなる東浦和進入は、結果オーライの薄曇りとなりました。またラッキーなことに、今日はコキも満コンです。これまた当たり前のことですが、PFというだけあって、こんなに貨物にも客車にも似合う電気機関車は、ちょっと他にはありませんね。新鶴最後の原色2両、あと何度、会えるのでしょうか。。。

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ぶらり、水沢あたり

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一ノ関に近いところほど、晴れ予報が出ていたので、下り「イーハトーブ秋物語号」の撮影地は、できるだけ南で探すことにして、平泉前沢インターまで南下の後、一般道を北上することにしました。おお、ここが前沢牛の前沢か、おやあ、陸中折居を過ぎたところに、ヘンなモケー屋があるなあ……と思ったところで、右・黒石寺、7kmか。おお、あの有名な貞観仏。これは、いい機会、行きましょう。

学生時代のコビケンで、平安初期の仏像の秀作が、東北各地にもあることを知り、驚きました。駄菓子かし、いつも行くのは京都奈良ばかりで、これまた、40年経って、撮り鉄の合い間にレンタカーで乗りつけるとは、夢にも思わなかったなあ。迎えてくれたお寺の奥さん?にそんなことを話すとどうやら同年代で、昔話に一瞬、花が咲きました。

黒石寺の薬師様のご加護があったのでしょう。昼過ぎから晴れ間が多くなり、A1A2編成の通過時も、秋の雲をバックに、やや高い斜光線で1カット、と相成りました。新花巻へレンタカーを回送する頃には夕立となり、仙台への回送が虹の下、という奇跡は起きませんでしたが、銀河高原ビール片手に、満足のうちに帰りのやまびこ、一人打ち上げとなったのでした。

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イーハトーブ秋物語

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週末の土曜日(10/3)、朝イチの「やまびこ」で北へ向かいました。この日のターゲットは、ついに本州最後の国鉄色485系となった、センA1A2編成使用の「イーハトーブ秋物語号」。岩手の観光キャンペーンのスタートを飾る、なかなかのネーミング、前日の回送からオリジナルのヘッドマークシールが貼られているとの情報に、予報は微妙でしたが、前夜、出撃を決断しました。

車中、半分寝てましたが(笑)、仙台・快晴、北上・時々曇り、新花巻下車時・う~ん、曇り時々晴れ……はい、残念ながら、盛岡から一ノ関へ向かう往路列車、ご覧のように、晴れませんでした(泣)ま、そういつもいつもうまくはまいりません。ちょっと先週の石北で、数か月分の運を使い果たしたような気もいたします(爆)

前回の秋田~新庄運転時とちがって、ほとんど停車がなく、表定速度の速い設定です。釜石線の蒸機に移動するのも一案でしたが、今日はのんびり、復路列車までの間、宮沢賢治ゆかりの地でも訪ねて、たまには、こちらもイーハトーブ秋物語とまいりましょうか。あ、そうは言っても、返しは晴れてほしいもの、願をかける神社仏閣詣でもいいですなあ。

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ジャンル : 趣味・実用

森の息吹き

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旭川からの帰りは、13時過ぎ発の赤便でした。金華とともに廃止が発表されている「白滝3駅」でもスナップしながら戻ろうかと思っていたのですが、どうやら晴れ間が予報より継続しています。ならば、丸瀬布のセイコーマートで少し腹ごしらえして、雨宮21号の10時の初便を冷やかしていきましょう。

昨夜、暗がりの中で見ただけでも、どうも今年は木々の色づきが早いのかなあ、と思いましたが、朝の光の中であらためてそれを実感します。これは、晴れで1枚は頂戴したいものですが、10時の発車が近づくにつれ、さすがに雲の出る時間が多くなってきました。昨夜のお月見列車が停車していたあたりでオーソドックスに1カット、その後は、駆け足で移動して、森を抜ける逆光アングルに挑みました。

結果、オーライでした。紅葉が逆光に光るその中を、雨宮21号の息吹きが薄い白煙となって、通り過ぎていきます。足もとにまとわりつく蒸気もいい感じで、これだから、夜も昼も丸瀬布、やめられないなあ、という1枚となりました。Hさん囲んで、地元の皆さんとの記念写真もうれしかったなあ。おかげさまで、旭川までの2時間のドライブ中、2日間の心地よい余韻に浸ることができました。

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146km、レッドクマーPP

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やがて到着した146kmポストのお立ち台には、鉄道写真の神様・Hさんをはじめ、昨夜、丸瀬布で会った見知った顔が集結していました。朝の数時間のみ晴れ、というウェザーニュースの予報は何とか当たったようで、ほぼゲリラ雲の心配もないまま、8時半過ぎ、DDのときと同じように、山あいにエンジン音をこだまさせて、レッドクマーのPPが峠を登ってきました。

DD51PPの最終日を見送った昨年春は、まだ残雪の季節で、踏切のところから歩いてきたんだよなあ。そのときは雪に埋もれて気づきませんでしたが、ご覧のように、ずいぶん編成にかかる木々が成長し、以前に比べると、すっきりしないアングルになってしまいました。駄菓子かし、微妙に秋の色を帯び始めた緑の中に描かれるSカーブは、今も昔も第一級の撮影地であることは変わりません。

43年前は、常紋でDCを降りて、懐中電灯片手にトンネルを歩いて、このあたりでキューロク+デコイチを撮りました。まさか、この歳になって、代替わりしたDL撮りに、レンタカーで林道登って来るとは、まさかまさか、夢にも思わなかったなあ。で、こんなに素晴らしいシーンを一度撮ってしまうと、紅葉の盛りもまたいいだろうなあ、などと、あらぬ想像を始めてしまうのでした。

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金華、夢の跡

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白滝発祥の地のアングルはもうすっかり影の中でしたが、瀬戸瀬進入を手堅くいただいて、あとは遠軽停車をやり過ごして、146kmを目指すことになります。そこでふと思いついたのが、この余った時間に、金華の駅舎をスナップしてこようか、ということ。生田原から峠を越えて、すでに白滝3駅とともに来春の廃止がアナウンスされている、山間の小駅に立ち寄りました。

もはや、鉄道利用者はゼロに近いのでしょう。始発でやってきて、国道を歩いている鉄らしき方の姿は見かけましたが、まわりに人家もほとんどなく、通学需要もありえない雰囲気です。それでも色づき始めたヤマをバックに、いかにも昔からの典型的な北海道の木造駅舎が緑のトタン屋根を朝の逆光に光らせていて、慄然とした気持に、心が引き締まります。

思えば昭和47年春、たしかこの駅の外れには転車台があって、常紋越えの補機のキューロクが静かに煙を上げているのを、停車中のDCの窓からスナップしました。ここが、あの峠の入り口なのか、と京都のガキ鉄はこんなに遠くまで来たのだなあ、と感動したものです。キューロク+デコイチがDD51重連→PPになって、そして今ではレッドクマーのPP。さて、もう一度生田原へ戻って、146kmポストを目指すことにしましょう。

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DF石北貨物

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丸瀬布のお月見の夜は、久しぶりに生田原のノースキングに泊って、温泉浸かって、早めに床に就きました。予報は翌朝の数時間のみ、微妙に好転しています。ならば、石北貨物8071レ、むかしのように追いかけましょう。しかし、DD51のラストを見送って、こんなに早く、レッドクマー撮りに来るとは思わなかったなあ(笑)

かねてから、DF200、決して嫌いではありません。箱型DLの系譜を辿りながら、大陸的な力強さもあって、どことなく愛嬌もある。ただ、北海道の貨物が全部これになってしまうと、わざわざ撮りには行かないよなあ……ま、せっかくだから上白滝のオーバークロスからやってみるか、というゆる鉄な気持ちは、朝日が秋の色を帯び始めた山々を照らし始めた瞬間、バリに変わりました(爆)

白滝という名を冠する3つの駅が来春には廃止される昨今、このあたりは本線といっても、もはや秘境ですね。手前の木々の成長で、DDのPP時代と違って後部補機が顔を見せたアングルは不可能になっていましたが、北国の秋の朝6時半、この光線で頂戴できるのだから、何の文句もございません。146kmまで、わずか2時間でいいのです。鉄の神様に好天を願掛けして、DD時代と同じ追っかけの流れにのりました。

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雨宮製作所のまぼろし

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スポットライトの当たらない逆光側(?)にも、素晴らしいシーンが展開されていました。ここは花巻ではありませんが、まさに銀河鉄道の夜、時折、客車にまとわりつくように吐き出されるブレーキシューをファインダー越しに眺めていると、ヒコーキのジャンルですが、夜のしじまにジェット・ストリーム♪と、往年のFM番組の名調子が思い出されます。

そういえば、先日、真室川のカトウ君を訪ねた後、ちょっと調べてみると、加藤製作所というのは今も存続し、品川の本社にはDLの保存機まであることが、RM名取さんのブログで紹介されていました。それとは対照的に、雨宮製作所は昭和初期の金融恐慌の段階で倒産、ネットで検索すると出てくる同名の会社は、まったく別業種の別モノなんですね。国産軽便蒸機の系譜は、雨宮から立山重工業、協三工業へ引き継がれ……などと読むと、幾多の機関車が脳裏に浮かび、じ~んときてしまいます。

昭和3年、北海道庁が初めて国産の機関車を森林鉄道に導入したのが、ここ、武利森林鉄道であり、その機関車こそ、雨宮製作所が納入した、18~20号の3両でした。そのうちの19号が21号と改番され、こうして今も当時の路面を含む区間を走っているのだから、これはもう、素晴らし過ぎて、素晴らしいくらいですね。

雨宮製作所があった東京・深川には、試運転線はあったのかな。いや、丸瀬布の現地で組み立てて、試運転が行われた日には、東京から遠路出張してきた雨宮の技術者の姿があったのかな。2015年秋、銀河鉄道の夜、昭和恐慌に消えた、雨宮製作所のまぼろしを見たような気がしました。

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4年ぶりのお月見列車

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シルバーウィーク最終日に成都から帰ってきて、木金と2日仕事して、週末は休養の予定でした。それが、ひょんなことから、Kさんとメールのやり取りをしているうちに、土曜夜に丸瀬布でお月見列車があり、日曜朝は微妙ながらも晴れ予報、この機会にDFのPPとなった石北貨物を掛け持ちできるのか……旭川便なら何とかとれる、え~い、行くか(爆) 

旭川空港16時着、丸瀬布には、すっかり夜の帳が下りた18時前に到着しました。すでに雨宮21号+井笠客車にスポットライトが当たり、ナイトセッションが始まっていました。時折、予告とともに上がる汽笛やドレインに合わせて、数秒間のシャッターを切っていく。今、もし日本鉄道夜景ベストテンなるものを選ぶとすれば、上位入賞は間違いない、素晴らしいシーンです。

丸瀬布のお月見列車撮影は4年ぶりでした。その4年前の秋には、地元の夢里塾による森林鉄道廃線跡探索ツアーも始まったばかりで、その初回に、参加しました。Mさんの熱心かつ緻密な仕切りぶりに感銘を受けたものでしたが、その後の急逝の報に愕然としたのを、つい昨日のことのように思い出します。静かに更け行く森の夜、この日(9/26)のイベント開始前の黙とうに間に合わなかったことが、ちょっと心残りとなってしまいました。

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