やっと桜田

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週末はお休みが多く、平日もなかなか昼の運用に入らない、東急池多摩線のダイヤモンド・クラシック7601Fが、昨日(12/26)、一昨日と続けて終日運用に充当されました。日の短いこの季節、昼前に太陽が高くなったと思ったら、14時前後にはビル影がどんどん伸びてきて、桜田順光になる時間と場所は、きわめて限られます。年末最終日の挨拶回りと忘年会の合間を縫って、やっと1カット、いただいてまいりました。

およそ1時間おきにやってくる、順光サイドの7601F。ちょうど昼時になったので、駅前の商店街をぶらぶらして店を物色、前から少し気になっていた、地元密着風の中華料理屋の暖簾をくぐりました。メニューをみると、「半ラーメン」や「半カレー」はよくあるとしても、「からあげハーフ」や「肉だんごハーフ」は、お腹が空いていたら、うれしいですね。ま、今日はそれは我慢して(笑)、でも、しょうゆあんかけラーメン、旨かったなあ。何だか、年末の疲れが少しとれたような、いい気分でした。

帰り道にスマホでツイッターのタイムラインを覗くと、「7601Fキター」「東急激パ」「といっても4人」と、のんびりしたツイートが続いていました。で、今日も現場では、私がもちろんずば抜けて最年長(爆)  この少年たち、いつまで鉄やるのかな。もう数年でやめちゃうかもしれないし、ずっとやるヤツもいれば、一度はやめて再開するヤツもいるんだろうなあ。今日は無口な少年ばかりだったので、彼らの立派な機材を見ながら、ぼんやりそんなことを考えていました。

P.S
今日の夕方便で、インドへ行ってきます。戻りは元旦、そのあと恒例の京都帰省、ひくまさんとの正月撮影となります。このブログを見ていただいている親愛なる皆さま、今年もほんとうにありがとうございました。よいお年をお迎えください。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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突然のジオラマ

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銚電にデハ1002の臨時クリスマス号が走ったこの日(12/23)、沿線で待ち構えていると、いきなり踏切に、懐かしいオート三輪が姿を現わしました。最初は何が起こったのか、理解できないうちに、さらにオールドカーが続けて登場、ああ、これは撮影用なのだなあ、とようやく合点がいきました。

はい、主催者のご厚意で、偶然居合わせた我々も、ご一緒に撮影させていただきました。聞くと、何か月か前、いすみ鉄道で修学旅行のヘッドマークをつけたキハとオールドカーを並べたのも、今回の皆さんだとか。そりゃあ、キハ28や52が踏切でオート三輪と出くわすのはあり得ますが、銀座線や丸ノ内線はあり得ない(笑)でも、それがかえって、フリーで作ったジオラマって感じで、これは粋な趣向ではありませんか!

かたや銀座線カラーに戻された1001号も、こうしてみると、すっかり房総の風土に馴染んでいます。ま、なくなるときになれば、また来るのでしょうが(笑)、めったにない冬晴れの下、終日運用に入った、銀座線カラー・桜田順光も数カット撮らせていただいて、渋滞の始まる前に、すっかり好きになった銚電沿線から、早めにお暇することにいたしました。

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ラスト・クリスマス号

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この日(12/23)、朝だけの運用に終わる予定だった丸ノ内線カラーのデハ1002ですが、お昼前になって、団体貸切の臨時列車に充当されました。雨は夜更け過ぎに雪へと変わるような気配は一切ない、冬晴れドピーカンの空の下、クリスマスイブイブに、団体の子供たちを乗せて走る、6.4kmを2往復の、ささやかなクリスマストレインです。

クリトレといえば、まずは磐西や山口で、年によっては雪の中を走る蒸機の勇壮な姿が思い浮かびます。真岡にも秩父にもあるのかな。あと、各地の私鉄でヘッドマークやラッピングを仕立てて、よく運転されますね。今年の話題は、京阪のトーマス号あたりでしょうか。いずれにせよ、3週間後に引退を控えた車両のラスト・クリトレというのは、あまり聞いたことがありません。それも、カラーリングが、すっかりサンタさん(笑)

思えば学生時代、中野坂上に住んでた女友達がいて、ああ、こんなコとクリスマスが過ごせればなあ、などと思いながら、叶いませんでした。六大学野球優勝時の神宮からのパレードには行きましたが(泣笑)その当時から、丸ノ内線の電車を見ると、ちょっと古いけれど、クリスマスみたいな色の電車だなあ、と思ったものです。50代も終わりにさしかかって、初めて鉄しに行った銚子で、こんなことを思い出すとは、これはサンタさんの仕業に違いありませんね。まもなく、日付が変わります。過ぎ去った日々と懐かしい人々に思いを込めて、今年もメリー・クリスマス。

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キャベツ畑の朝

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で、2日後にもう一度、行ってきました。前々日と同じく、湾岸線から東関東道、潮来から一般道で銚子まで約2時間。今日(12/23)も、丸ノ内線カラーのデハ1002は朝だけの運用でしたが、全日晴天・降水確率ゼロ予報、1/10のさよなら運転日は業界恒例おでんの会で大阪出張でNGがすでに決まっていて、逆算すると、今日しかない(笑)

銚子名物、キャベツ畑が一面に広がる君ヶ浜~海鹿島の小築堤は、沿線で最も開けた場所で、警報機のない踏切という小道具もあって、銚電随一の撮影ポイントになっています。おそらく、日の出直後から順光になると思ったのですが、ご覧のように、冬至の季節の太陽は低く、9時過ぎにならないと、面に日が当たりませんでした。

忘年会もそろそろ一段落、今年もすでに何度か鍋を囲んで宴会がありました。そういえば、昔はキャベツって鍋の具材にはあまりならなかったような気がしますが、近年はもつ鍋や水炊きに使われることが多くなりました。しかし、お天道様の下で走ることがほとんどなかった電車が、こうしてキャベツ畑の中を走るとは、実際に見ると、想像以上にシュールですね。うん、キャベツもいいけど、やっぱり朝飯は刺身だな、とカメラを片付け、スマホで検索を始めました。

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丸ノ内線カラーで、クリスマス

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今年の鉄なクリスマス、磐西は180号機が入場中、山口はシゴナナでの運転と喜んだのも束の間、またまたDD先頭が直前に告知され、東も西もDLクリトレとなってしまいました。それはそれで魅力的ですが(笑)、さすがにわざわざ行くほどでは……どこかに、クリスマスらしいネタはないかと探すと、銚子にピッタリのカラーリングがありました。

1月早々の引退がすでにアナウンスされている、丸ノ内線カラーのデハ1002。方南町支線で活躍していたうちの1両を両運転台化したうえで、パンタグラフを付けたスタイルです。そうか、何かおかしいと常々思っていたら、パンタが付いているんですね。丸ノ内線や銀座線にパンタ、そりゃあ変なはずだ、よく今まで気づかなかったなあ(爆)

すでにさよなら運転の日付も発表されているデハ1002ですが、「ありがとう」とともに、「クリスマス号」の小さなシールをワンポイントに、ようやく昇った冬の朝陽を浴びてやってきました。告白しますと、今日(12/21)が実は銚電撮影デビュー、初心者も初心者が、大急ぎでやっと見つけた順光ポイント、バックの処理が甘いのはどうかご容赦ください。

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本物のヘッドマーク

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はい、残念ながら撮れませんでした。昨日の復活リバイバル「富士」。せめてスナップだけでも、と某駅でもうホームの鉄を入れて待ち構えたのですが、無残にも手前に京浜東北が……E233系ごしにPトップに付けられたヘッドマークを見る鉄するだけに終わりました。

その一瞬だけ見た「富士」のヘッドマーク、何だか古そうなヤツだなあと思ったら、ネット情報によると、鉄道博物館に保存されている現役時代の本物だそうです。Pトップには「東」の区名札や運用番号札まで入れられていたらしく、アップで流し撮りでもすればよかったなあ、と後悔しても後の祭り……・あ、カブられたんだから、撮れないのは一緒か(爆)

もしかしたら、この写真の1975年当時のものと同じだったかもしれません。そういえば、各現業機関の公開でもよくヘッドマークが展示されますが、どの時期の掲出か、とはちゃんとした記録が残っていないのでしょうね。少なくとも、東機に上下用の2枚があって、どれぐらいの頻度で代替されていたのか? ブルトレヘッドマークの盛衰と保存状況、RMライブラリーあたりで、どなたか、今のうちにまとめていただけませんかねえ。。。

1975年春。大学入学直後の東京駅は、第1次ブルトレブームに沸く東海道線のホームの脇で、新幹線ホームの拡張工事が進んでいたようです。65P牽引、最もブルトレらしいブルトレの終わりがそろそろ近づいていました。もっと撮っておけばなあ、といういつもの後悔はなしにして(笑)、ほんの一瞬、あの時代にワープできたことを、残念ながら画像には残せませんでしたが、しっかり脳裏に刻みたいと思います。

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明日、東京駅14時発

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明日(12/19)、東京駅開業100周年を記念した団臨「富士」が、運転されます。100年の記念日は翌日なのに、なぜか平日の金曜日の運転、JRE管内から出られない伊東までの運転と、いろいろ事情はあるようですが、ここは昭和50年代の栄光を彷彿させるEF65P牽引の青い客車が東京駅から出発することを、素直に喜びたいと思います。

ほんとうは、上京したての大学1年の時、田町や東京駅で撮ったP牽引の写真を探せばよかったのですが、毎晩酔眼帰宅でスキャンもままならぬ忘年会ナイトな日々、ご勘弁いただいて、近年のP535の撮影会時の晴れ姿で、明日のPトップにエールを送ることにいたしましょう。

そして、東京駅14時発の客車特急といえば、言わずと知れた「土曜の午後のプレゼント」、ロクイチ牽引の客車「踊り子」9027レを思い出します。昼間も年末挨拶会議連続な日々、湘南の海をバックに、は夢のまた夢としても、ブルトレや客車特急の残り香を味わいに、ほんの少し、ワープできればいいのですが。。。

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年の瀬ナイトな日々

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先週末から今週、世間はすっかり忘年会、年の瀬ナイトな日々、寒波に負けず続行中ですね。しかし、昨日は飲みすぎました。さすがに今日は業界の会合でもウーロン茶に抑え、酒抜きで帰宅です。今朝は「富士」の試運転? 羨ましいけど、まあいいや(笑)年末に平日鉄は夢のまた夢、あと10日、今年も頑張りましょう。

歌舞伎からクラシックに変身した東急7601Fですが、その後なかなか撮影機会に恵まれません。土日、それもこの前の週末は素晴らしい冬晴れでしたが運用に入らず、平日も朝か夕方の運用のみ、というケースがほとんどで、これは日が長くなるまで残ってくれるのか、あとは祈るようにチャンスを待つしかありません。

実は、池上線沿線で何軒か、居酒屋の目星は付けています。できれば土曜日の夕方とかに、撮影→そのまま居酒屋といきたいのですが、今週末あたり、終日運用に入ってくれませんかねえ。でもやはり、土曜日は休肝日にしたほうが来週がラクだよなあ、などと、年の瀬の呑んべえ鉄の心は千々に乱れるのでした。

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南紀の守り神

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トワイライトエクスプレス追跡を御坊の手前で終了し、関空から青便で帰る某友人を御坊駅へ送ったあと、南紀白浜からのJ-AIR運航便搭乗のため、阪和道を南に、来た道を戻っていきます。終点の田辺インターで降りたところで、少し時間があるな、そうだ、あのカマに会いに行こう、と田辺市内に寄り道を決めました。

1973年、紀勢本線最後の蒸機列車、「さよならSL南紀号」を牽いたC577号機。その前年には、なぜか品川~横浜港で鉄道100年記念のイベント列車を牽いた、集煙装置を外した「煙突の短いシゴナナ」です。私自身は、紀伊田辺の前の亀山時代にハーフサイズで、また紀伊田辺のクラに佇んでいるところを撮影しています。

30年近く前のゴハチ時代も、今回のトワイライト撮影での訪問時も、いつも紀伊田辺は通過してしまうため、なかなかこのカマとの再会が果たせませんでした。このヘッドマーク、実際の牽引時とは取付位置も違えば、なぜ色褪せていないのか、ちょっと謎ですが、40年前の華やぎを今に伝えているようです。このカマは、南紀の鉄道の守り神となってるのだなあ。何だかそんなしみじみとした、南紀の旅のエピローグとなりました。




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つかの間のヘッドマーク

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そうして冬の朝陽を浴びて新宮に到着したトワイライト編成は、機回しの後に、折り返し整備のため、電留線に入っていきます……と、ここまでは過去5回の運転時と同じですが、この日(12/7)は、駅周辺で開催されている「新宮鉄道まつり」の一環として、先頭のDDにヘッドマーク付きで一般公開されたのでした。

9月の最初の運転時にはひそかに期待された「トワイライトエクスプレス」のヘッドマークでしたが、回を重ねても一向に付く気配はなく、「そうか、ヘッドマークは付かないのだな」とすっかり納得していたところ、最後の最後になって、この一般公開時の小一時間だけの装着です。それでも、趣向を凝らしていただいた現場の方々に大拍手ですね!

「新宮鉄道まつり」では、大正の新宮鉄道黎明期に活躍し、明治村で動態保存されているハフ13が里帰りして、駅前に展示されるという、粋なイベントもありました。そしてお昼前、トワイライト編成は今までどおりのマークなしで、鉄のカメラの砲列に迎えられて、和歌山へ帰っていきました。さらば南紀。秋から初冬、いくつもの忘れじのシーンが、記憶に残りました。

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やっと接近戦

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丘から下りて国道へ、3時間後にやって来る折り返しのトワイライトエクスプレスの撮影場所を確保すべく、紀伊浦神~下里の海沿い区間に移動しました。駐車位置も何とか確保して、線路際を見ると、まだ鉄な人たちが真剣な様子で待機しています。そうか、まだ来ていない!(笑)急いで、脚立を片手にクルマを飛び出しました。

思えば前回から、らしくない俯瞰写真が続く、紀勢線の撮影行。偶然にやってきた、久方ぶりの接近戦のチャンス、これは逃すわけにはまいりません。古座俯瞰と同様に、光線の向きは桜田順光、海辺のカーブには柔らかく黄色染みた光が、これまた泣きそうに当たっています。

脚立に乗って、手持ちで位置を決めるとすぐに、DD重連がカーブを回ってきました。たしかネットで見た写真では編成が入っていたなあ、と思いつつも、最後尾の電源車のJRマークがファインダーインしたときのゾクゾクっとする緊張感! 思わず獲得した初冬の朝の光アゲインに、静かな興奮がおさまりませんでした。

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泣きそうな朝

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新宮の夜は、遠路出撃した友人たちと、時ならぬ早めの忘年会になりました。鯨カツでは足らずに竜田揚げ、仕上げの三色海鮮丼まで、懐かしい鉄な話や、最近のよもやま話、いやあ、楽しかったなあ。ついつい、飲みすぎました。食べすぎました。でも、いいですよね。さすがに、新宮にはもうしばらく来ることはないでしょうから。。。

翌朝(12/7)、11月に続いて再度、この有名俯瞰ポイントで、トワイライトエクスプレスを迎え撃ちました。しかし、季節の移ろいは美しくも儚いもので、9月の運転時はいささかクールな夏が残る光線だったのが、11月にはずいぶんと柔らかく優しい光になり、12月に入った今朝は、もう泣きそうなぐらい黄色染みた、初冬の光が、紀勢線きっての絶景を照らしています。

この日の予報は晴れ基調ながら、朝から空にはところどころに小さな雲が浮かんでいます。7時半過ぎの現地通過、露出が上がってからの時間が、9月、11月に比べると、ずいぶん接近しました。せめて、最後は列車中心のカットにすべく、ズーミングを繰り返したのですが、幾重にも重なる入江を望む南紀の絶景いかんともしがたく、前回より少し望遠気味かな、というレベルで、DD重連が小さな鉄橋にさしかかったところから、連写をはじめました。

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新宮電留線

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翌日(12/7)は、トワイライトエクスプレスが六たび、新宮へやって来ます。今日は早めにホテルへチェックインして、さあ居酒屋だと思いきや、若い友人からの連絡では、電留線にヘッドマーク付きの編成のままで大サロが停車していて、構外から撮影可能とか。三脚は某・山の上に置いてきてしまいましたが(笑)、ここはデジタル、薄暮ぐらいなら感度を上げれば何とかなる、とホテルへ向かうレンタカーをUターンさせました。

30年近く前、ゴハチを追って来たときから、駅も電留線もあまり変わっていないのは、9月に確認済みでしたが、こうして今日のDD+大サロを眺めながら、東サロを牽いてやってきた大窓のスター66号機と、「南紀」のキハ82が並んでいたシーンが、遠い昔のようでいて、つい昨日のような、いつもながらの大きなため息をついてしまいます。

寝台特急時代の装着機会はほんのわずかでしたが、やはり、この「紀伊」のヘッドマークも、夜に似合いますね。そういえば、「北斗星」の季節列車化による定期ブルトレの消滅、はたまた、復活「富士」の1日だけの運転(それも、平日…泣)と、この年末は、ブルトレの話題が続いています。せめて、京都の博物館ができたときには、ELやDLに、西のブルトレのヘッドマークをいろいろ付けていただきたいものですね。

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古座、逆光俯瞰

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岩代のあとの日置川はまたまた曇られてしまって、その先は間に合えばラッキーという微妙な状況下、串本のあたりでどうやら大サロから少し先行したようです。新宮に近づくにつれ、晴れ間が広がり、これではどこで撮っても逆光になってしまうなあ、と相変わらず鉄の都合は勝手極まりないですね(笑)

もうこうなったら、夕陽にカメラを向けて、らしくないこと200パーセント、逆光俯瞰・鉛筆写真でいきましょう。朝の「トワイライト」随一の名所として、9月以来、五たび賑わったこの有名アングル、朝の光線とはまたちがったドラマチックな光に、思わず息をのみました。冬至近くの15時30分、線路面が山影に覆われていくのは如何ともしがたく、かろうじて客車の屋根が光る、アウトカーブのところで、連写することにしました。

それにしても、らしくない俯瞰写真、今回の「トワイライト」、それもこのポイントの魔力に負けて、幾たびか挑戦することになりました。どうやら、明日の天気は上々のようです。ちょいと場所を確保して、居酒屋の待つ新宮へ、夕暮れの「岬めぐり」みたいな国道を、走っていきましょう。

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千里展望台到達

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印南停車の間に高速を1区間使って、岩代~南部の海沿い区間での撮影を試みました。はい、前回の大サロ運転時、恥ずかしながら道に迷って到達できなかった、通称「千里展望台」と呼ばれる、有名ポイントが目的地。今回は、さすがに前回の反省よろしく、すでに鉄なクルマが居並ぶ駐車スペースに何とか到達できました。

編成全体にかかるタイガーポールや、客車にかかる叢など、決してすっきりしたアングルではありませんが、紀勢西線を代表する海沿いアングル、待機中は例によってクルクモルのハラハラドキドキでしたが、通過時は幸運にも晴れてくれました。重連、フル編成の前回に撮りたかったなあ、というのは言いっこなしですが(爆)

このDD+大サロが数時間後に走破する古座あたりの荒々しさに比べると、おだやかな南紀の海が、初冬の昼過ぎの光線に光っています。40年前は、鉄道100年の記念列車を東京で牽いたC577号機が、紀勢の蒸機の最後に12系を牽いて走ったのだと思うと、白い波が洗い流す、時の流れのむなしさに、思いを馳せざるをえませんでした。

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まぼろしのヘッドマーク再び

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この週末、水郡線にひたちなか、釜石線の夜間運転や九州の記念列車など、ちょっと時期外れ(?!)のネタラッシュとなりましたが、三たび、紀勢線に行ってきました。土曜日(12/6)の「サロンカー紀伊」、さらに、日曜(12/7)には、自分としては終わったはずの「トワイライトエクスプレス」追加運転、この効率の良さでは、行くしかありませんです(笑)

しかし、今年の初雪を和歌山で見るとは思いませんでした。週半ばの晴天予報はどこへやら、和歌山線の橋本からやって来る大サロを待つ和佐のトンネル飛び出しは、粉雪舞い散るドン曇り。晴れれば桜田なポイントですが、時おり薄日は差すものの、天は我に味方せず。ご覧のように、とりあえずの記録写真でファーストショットとなりました。

「紀伊」のヘッドマーク、たしかDF50の時代に不定期で取り付けられただけ、と記憶しています。東海道区間は「いなば」や「出雲」との併結で、ゴハチ牽引ながらヘッドマークなし。名古屋からのDL区間にも日頃は付かないマークが、何の理由だったかは覚えていませんが、末期のDF50に散りつけられ、新宮~三輪崎あたりを行く写真を雑誌で見たような記憶があります。

その、まぼろしの「紀伊」マーク、寝台特急時代、おそらくDD51への取り付けはないはずですが、青地に斜体のフォントが、けっこうカッコいいですね。和歌山から新宮へ向かうのは、本来の運転コースとは逆からの南紀入りですが、過去の名列車をリスペクトする、いい企画だと思います。あとは、何とか一度ぐらい、晴れカットを頂戴できれば、と次なる撮影地へ急ぎました。

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北熊本か、奥沢か

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空の修行の常で、次のフライトまでの滞在時間が限られています(笑)上熊本までの短区間でポイント探して行ったり来たり、なかなか桜田順光な場所がなく、結局、北熊本に戻ってきて、構内の外れの小踏切の脇に落ち着きました。熊本市内をレンタカーで走ったのは初めてでしたが、けっこうな混雑で、空港に戻る時間を考えたら、次の青ガエルで撤収しましょう。

構内脇の車庫には、運用に入っていないほうの青ガエルが、「平面ガエル」と呼ばれる切妻貫通側の顔を向けています。その右には、都営地下鉄の6000系。上熊本からの青ガエルが到着し、すぐに折り返していく様子は、さながら、80年代の目蒲線、奥沢検車区を見るようです……あ、まだ都営三田線は直通してないのか(爆)

それにしても、できれば東横線、せめて目蒲線の青ガエル、撮っておきたかったなあ。大学受験で上京して、地上渋谷駅で見た青ガエル、アルバイトで通った不動前で寒い夜に待った青ガエル。今も鮮明に脳裏に残って、フィルムやポジには残っていない、忘れじの青春プレイバック。これは、来年の秋まで、熊本行きの機会が増えそうですなあ。

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青ガエルに逢いに行く

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師、走る12月は、空の修行僧も、来年度のステータス獲得に向け、追い込みで飛ばねばなりません(謎爆)……とはいっても、できれば行き先に鉄なネタがあってほしい。で、少し前(11/22)、熊本に行ってまいりました、青ガエルに逢いに。東急クラシックの先輩も先輩、いわば平成に生きる電車のシーラカンスです(笑)

80年代半ばに、目蒲線あたりで、7600の前身、7200系と青ガエルこと初代5000系はすれ違っているのかな。全国各地の私鉄に譲渡された青ガエルも、稼働する現役車は、ここ熊本電鉄の2両を残すのみ。両運転台への改造や、短区間でポイントが少なそう、という理由でなかなか行く機会が今日までありませんでした。

その青ガエルが、いよいよ来年秋には引退、また「ケロロ軍曹」のラッピングから緑一色に戻されたと聞き、おっとり刀で、修行を兼ねての出撃となりました。が、聞きしに勝る、市街地住宅地のヒキのなさ、有名ポイントは訪問時には逆光、やっと見つけた光線良好なカーブで、木製ポールをくぐる青ガエルの懐かしい顔が、ファインダーに収まりました。

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ダイヤモンドカット

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で、早速行ってまいりました、夜の撮影(笑)。家路を急ぐ池上沿線在住在勤の皆さんに混じって、7601Fを手持ち1台で待つ夜のホーム。誰もいないと思いきや、やっぱりいました中学生?高校生?な鉄2名。やっぱり私鉄電車駅撮りでは最年長、君らの時代は手持ちでラクだな、昔は三脚立てて、またその場所取りが大変で(爆)

望遠で撮っているときはあまり意識しませんが、こうしてワイド気味に撮ると、「くの字」形の凹凸のある前面デザインが強調されます。改造前の7200系の時代から、誰が名づけたのか、愛称「ダイヤモンドカット」。今回のクラシック化にあたり、車内に付けられた記念の案内銘板には、「クラシックスタイル2・ダイヤモンドカット」とちゃんと記されているそうですから、命名者は東急内部かただの鉄かはともかく、オフィシャルに認められたと思うと、何だか微笑ましい話ですね。

そういえば、デジタルのおかげで「夜たの」も、すっかり変わりましたね。凍てつく北海道の駅で三脚を立てて始まった感のある「夜たの」ですが、それに感化を受けたオヤジたちが、今や東十条の飲み屋で酔っぱらって、デジ手持ちで「あけぼの」「北斗星」を撮るのは極端にしても(爆)、最近では深夜のスキー場俯瞰、なんて猛者も現れるようになりました。はい、私はとてもそこまでできませんが、今夜もダイヤモンドカット撮ったら止まり木探して改札の外へ、しみじみ「夜たの」といきましょうか。


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東急クラシック再び

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先週、11月最終週の中頃だったでしょうか、ツイッターをダーッと見ていると、ふと目が留まりました……ン? 7601Fが帯なしに? え? クラシック第2弾? いやあ、東急雪が谷検車区、やってくれますなあ。初代クラシック7910Fの引退後、7600や7700の力走は続くも、少しなりを潜めていた池上線に、またまた近場鉄の大ネタが登場です。

気がついてみたら、7600はこの1編成のみが残存となり、言わずと知れた、黒と赤の縁取りの歌舞伎フェイス、それがいきなり、クラシック第2弾のシルバーフェイスになったというわけです。それだけ、池多摩線の旧系列の引退が近いのでしょうか。これは、久しぶりに、ズーム1本、カバンに忍ばせて、出勤退勤鉄に励まねばなりません(笑)

今日(12/3)は朝だけの14運行に入った7601F、さすがに冬至の季節、雪が谷大塚までの線路面はほとんど影に覆われていて、朝8時半で3両分に日が当たる場所は、もうここぐらいしかない、という悪条件でした。残された時間と、少ない日照時間との間で、これは厳しい戦いになりそうです。でも、帰り道の私鉄沿線居酒屋鉄が再開できるのは、かなりうれしかったりします。ちょうど、チューハイもホットに変える季節、また知らない店の暖簾をくぐるのが楽しみになってきました。

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非電化の青空

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久慈川の渓流に分け入ったところで、C61に追いついて少しの間並走、10分停車する上小川の先でポイントを大急ぎで探してもよかったのですが、18時には都内に戻っていなければならなかったこともあって、ここは安全に、上小川の発車を撮って、この日の撮影を終了することにしました。

どうやら客車がマンダーラになってしまいそうですが、昔の奥羽本線のどこかにありそうな小駅の発車、なかなかどうして悪くありません。トンガリ屋根の駅舎は昭和40年代にはあまりないでしょうが、キーンと澄み切った晩秋から初冬の青空の下、架線のないローカル駅を発車していくC61は、遠い現役時代を彷彿させる輝きに満ちています。怪我の功名で、客車のマンダーラのおかげで、12系臨時急行の編成が何両かよくわからなくていいですなあ(爆)

非電化の青空。もちろん復活蒸気では山口でも磐西でも見ていますが、蒸機現役時代に見たのは、いったいいつ以来でしょうか。帰りのクルマの中で、一生懸命思い出そうとしたのですが、思い出せませんでした。レンタカーを返して、「フレッシュひたち」に乗ってから、やっと気づきました。そうか、あの当時の写真はみんなモノクロで、いつの間にか、記憶も全部、モノクロームになっているのだなあ(笑) あわただしい師走の前の、つかの間の休息。昔と今の鉄な記憶を糧に、今年もバタバタと、走り回ることにいたしましょう。

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晩秋サイドライト

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急ぎ足でクルマに戻ると、DL撮影後にロケハンしておいた、玉川村の先のポイントをナビで設定します。常陸大宮と玉川村の停車の間に先回りできる、そのさらに先は山影になる場所が多く、編成で撮るにはこのあたりしかない、という判断です。しかし、勾配→煙の多少と、人出ばかりは行ってみないとわからない(笑)

目星を付けておいた小築堤に現着すると、某独逸鉄プロの笑顔が待っていました。いやはや、磐西舞台田ギラリ以来、ほんと、蛇の道はスネークですなあ(爆)玉川村発車が13時16分ですから、まだギラリとはいきませんが、いい感じでサイドライトが当たりそうです。今日は気楽な手持ち稼業、最もサイドがとれそうな先客の間に、何とか構えさせていただきました。

そして、発車の長い汽笛が山あいに響き、やがてカーブを回ってきたC61&12系のサイドライトと棚引く白煙は、バックの紅葉の山と、それは見事なハーモニーを奏でていました。この翌日、そして翌々日の試運転に出撃された方にはほんとうに申し訳ないのですが、2014年撮り鉄感動シーンのかなり上位にランクされるであろう興奮を現場に残して、Yさん、挨拶もせずにゴメン!もう1回!と駆け足でクルマに戻りました。

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