豐坪橋新舊線 28日深夜切換

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その日(11/24)は堂島でラーメン食べる暇もなく、本当は485系代走の「会津ライナー」捕捉に再び猪苗代へ向かったのでしたが、昨夜(11/28)の台湾、台東線に思いを馳せたいと思います。もう少し、もう少しと、台湾撮り鉄の祈るようなカウントダウンが延びていた三民~玉里の旧線区間が、ついに新線に切り替えられました。

思えば、この区間の雰囲気に魅せられて、蒸機以外の目的で、訪台を重ねることになってしまいました。まさか、客車や気動車目的に海外鉄することになろうとは……それだけ、低い山をバックにした田圃の小築堤や長い鉄橋を行く長編成の客車列車や、古めかしいステンレスの気動車は、日本では失われたある時代の鉄道情景を見せてくれました。

そして、どうやら玉里の先の電化開業は、さらに先延ばしになりそうな噂です。まだ、我々には鹿野溪橋があります。もう少し日が長くなったら、朝夕の客車代走のアングルも広がるはずです。年末年始には、アヒル臨に英国婆登場というトピックもあり、まだまだ台湾から目が離せません。

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遠くで汽笛を聞きながら

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山都から塩川に抜ける短絡路を通って、堂島の手前のいつもの踏切に、何とか間に合いました。すでに10数名の鉄が待ち構える中、桜田順光のストレートを行く3色編成をまずはシチサンのファインダーに収めます。今日は煙で客車が隠れることもなく、オーソドックスな記録写真、一丁上がりってな具合です。

あ、そうだ、12系1両までの後追いを撮らなければ……そういえば、昔のガキ鉄はフイルムを1コマずつ手で巻き上げながら、必ず後追いを撮りましたよね。いや、後追いという言葉はまだなかったかもしれません。それでも、角度にかかわらず、きちんと撮りながら見送るのが義務のように、ファインダーを覗き、シャッターを切り続けたものです。

思えば1974年3月の日豊本線。高鍋や佐土原の駅構内はおろか、有名鉄橋に至る築堤にも、すべてポールが立ち、架線が張られていました。実際に12系牽引シーンを撮ることはありませんでしたが、こうして昔と同じように、踏切の逆サイドに走っていって後追いを撮ると、なぜかアリスの名曲「遠くで汽笛を聞きながら」が聞こえてくるような気がします。

♪暮らしていこう 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことが なかったこの街で♪ 実際にこの唄がヒットしたのは宮崎電化の数年後になりますが、現役蒸機の時代を後追いで見送った、そんな気分が凄く似合うような気がします。そして、40年近く経っても、こうして同じ気分が味わえる。こんな幸せなことはないのでは、と思います。

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紅葉、サイド狙い

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小走りにクルマに戻りながらの画像確認ももどかしく、津川インターからひと区間、高速を使って西会津へ。このコースだと上野尻とか端村はキツいので、野沢停車の先をめざします。尾登の駅を過ぎたところで、またまた柿の木が実ってたので、再び晩秋らしい光景に挑戦しましたが、直前に日が陰って、撃沈しました。

よし、あとは山都の先で、門デフ+青い12系1両のサイド狙いで行こう。鉄橋を抜けたところのいつものポイントに到着すると、バックの山が見事な秋の色に染まっています。いつもなら、クルマを降りてシチサンアングルへ駆け出すところですが、今日は皆さんと離れて一人、サイドビューに向けて、三脚を立てました。

山都発車の長笛一声、今度はしっかりと日が差して、またまた1970年代前半の日豊本線、今日はJRマークは見えないことにして(笑)、ここは山之口か門石か。はたまた「但馬スキー」の播但線、城址の山をバックにした竹田あたりか。おっと、山之口も竹田も、バックの山はもっと低かったような気がしますが(爆)

やがて、綺麗に棚引く煙とともに、門デフ+12系が秋色のファインダーを横切っていきました。ちょっと久しぶりに、山都のそばに舌鼓を打ちたい気もしましたが、ここはなまけず、電化区間へ追いかけましょう。上りの最後に、「ばんもの」には珍しい、3色の客車の珍編成をシチサンで押さえておこうではありませんか。

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晩秋、門デフ、青い12系

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しかし、乗り遅れでトクだ値チケット無効、痛かったなあ。予定よりも2本遅い「やまびこ」の自由席で郡山に降り立ち、レンタカーで途中、485系の「あいづライナー」を冷やかしながら、三川までシゴナナを迎えに行きます。津川停車中に鹿瀬の鉄橋を渡った築堤へ先行、その頃には嬉しいことに、日が差し始めました。

今日の狙い目は、上り列車の機次に連結された、原色のオヤ12。「SL伴走車」の表示が固定された改造車で、ブラインドが下がっているのが不自然で少し気になりますが、遠くから見れば、普通の青い12系です。門デフのシゴナナとの組み合わせを強調して撮れたらというのが、この日の出撃のもう一つの目的でした。

現役時代の日豊本線では、登場間もない12系との組み合わせが、たしか臨時急行で見られたのを、雑誌のニュースページの小さな写真で見たような記憶があります。で、たしか鹿児島に最後まで残ったC55+C57のお別れ運転は12系だったかな。もうひとつ思い出すと、集煙&重油タンク付きの11号機ではありますが、播但線の「但馬スキー」に入れば、これも12系でしたね。あ、そうそう、「はしだてビーチ」も1回ぐらいはあったのかな。

何年か前、道路のアンダークロスを抜けたところで、柿の木を入れて撮ったのを思い出しました。ウン、あのアングルなら、ちょうど12系1両ぐらいで、画面がまとまりそうです。遠景の山がまだ雨上がりの霧に霞む中、ヘッドマークは見えないことにして(笑)、時は1970年代前半、ここは田野か餅原か。伝説の名列車、日南3号もいいけれど、12系臨時急行の幻影を探すべく、今日の磐西撮影行をスタートさせました。



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夕陽を追いかけて

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昨日(11/23)の夜、NHKで放送された財津和夫さんのドキュメント番組「夕陽を追いかけて」、いやあ、素晴らしかったなあ。何度も、思わずグッときてしまいました。何せ、20代半ば、編集者駆け出しの時代に、初めて取材した有名人が財津さん。30年とちょっと前か、、、ふ~っとため息をつく晩秋、日曜日の夜です。

財津さん、65歳か。声、変わりませんね。「心の旅」のヴォーカル交代事件はちょっと前に知りましたが、メンバーが次々に脱退した時代の話や、ましてや、更年期障害は知らなかったなあ。で、今いちばん心休まるのが、ふるさと福岡の海か。いいなあ、肩の力を抜いて、自分や周りと向き合える。こちとら、いまだにできやしない(笑)

日付が変わる頃にその番組が終わって、Youtubeでチューリップナンバーを何曲も聞いているうちに、1時間、2時間が経ち、とくだ値で指定をとっていた朝イチの新幹線に乗り遅れてしまいました。まあ、いいでしょう。今日の会津地方は、午後から天気回復の予報。喜多方は舞台田のギラリを目指して、夕陽を追いかけるのみ!

♪沈む夕陽を 追いかけて♪ 頭の中で、財津さんの昨夜のリフレインが、何度もぐるぐると回っています。晩秋から冬に移ろうとするこの季節、夕陽が山の端に沈む直前のわずかな瞬間、門デフのシゴナナが、この世のものとは思えない黄金色の輝きを帯びて、やがて来る漆黒の闇に向かって、走り去っていきます。

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逆行復興号、逆光俯瞰

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貨物を撮り終わった後、時おり、わずかに日が差していますが、今日は一日、晴れることはないでしょう。となると、すぐにやってくる逆行の莒光号と復興号を再び俯瞰アングルで捉えることにいたしましょう。ここと鹿野の2か所にわずかに残った無桿の溪橋、日本国内では最後までこだわる、足回りにかかる障害物も、まあいいではありませんか(笑)

そういえば、台鉄の列車の方向は、順行(時計回り)と逆行(逆時計回り)で呼びならわされていますが、計程車の黄先生は「次はどっち撮る?上りか、下りか?」とおっしゃるんですね。何せ、この台東線の線路がナローで全線開通した直後の時代から玉里で暮らし、「広い線路になったの、最近、最近よ」とおっしゃるぐらいです。日本統治時代は上りと下りだったのでしょうか。ただ、こっちの頭が混乱して、咄嗟に理解できなかったりしましたが。。。

鉄橋先の直線なら順光になる朝の逆行列車のトリ、復興号685次がやってくる時刻になると、しっかりと日が差してしまいました。我が策、裏目に出たりと一瞬、空と太陽を恨みましたが、意外なことに客車の水色が周りの景色と一緒に、何だかキラキラと反射して、これはこれで、一幅の絵になりました。

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貨物捕捉

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水色客車の区間車4165次を俯瞰ポイントで撮影すると、急ぎ足で順行列車を狙ういつもの直線に移動します。というのも、前回、前々回と続けて、区間車と三民で交換した貨物列車が、背後からやってきて、まともに撮影できずに悔しい思いをしていたのです。

もともと本数のそう多くない台鉄の貨物列車ですが、非電化単線を行くシーンとなると、きわめて限定されます。線路切替の前に、これも1枚、きちんと撮っておきたい。ま、来なかったら来なかったで仕方ないと、鷹揚に構えていると……来ました! ご覧の通りの短い編成でしたが、いやあ、うれしかったなあ。。。

北廻線や縦貫線には、貨櫃列車と呼ばれるコンテナの長編成が走っているようですが、台東線や南廻線の貨物は、雑多な貨車に時には客車が連結されたりして、何だか昭和の国鉄のような編成で、のんびり走っています。こんな編成が南廻りの海沿いを行くシーンもいいだろうなあ、とまたまた深みに入り込みそうな自分が怖い今日この頃です(笑)

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豊坪溪橋俯瞰

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「お~、あんた、また来たか」バルブを終えて駅前に出ると、計程車の黄先生の笑顔が待っていました。再会を喜ぶ間もなく出発、最初は海端の陸橋でDR2700の普快を1本撮ってから三民へ、と考えていたのですが、先生が言うには「山の上の場所、わかった。前回行けなくて残念だったけど、今回はオッケー」……豊坪溪橋を見下ろす俯瞰のポイント、あ、そうか、曇りなら光線関係なく朝から撮れる!

「ごめん、その山の上、すぐ行きましょう」ほんとうは、晴れれば一番いいのですが、こんな日は曇りアングル開発に方針転換します。俯瞰、なおかつ障害物あり。きわめて「らしくない」アングルですが、線路切替を前に、旧線の記録の一コマとして、残しておきたい気持になったのです。気まぐれと、柔軟性、どっちもありですが(笑)

白鐡仔4連の普快から、9時前の区間車まで、慣れない俯瞰アングルをあれこれ試みました。激パには到底至りませんが、台湾の撮り鉄な方々が、三々五々、上ってきます。日本語の上手なCさんとは、いきなりフェイスブックでもつながりました。いつか、お立ち台通信・台湾版が刊行されるときに、もはやこのポイントは存在しないことが、残念でなりませんなあ。。。

關山站払暁

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前回(9/27~)で終わりのつもりだった、台東線三民~玉里の旧線区間へ、もう一度、行ってきました。いよいよ新線への切り替えが今月末に迫っているとの一報に、仕事ほかの日程を確認後、ふらふらとJL便の予約を決済、直前に夜行列車のチケットがとれた段階で、出撃を決断しました。そうそう、もう一度、計程車の黄先生の顔も見たかったし。。。

5時13分、台北からの夜行606次で關山着。前回までなら、すぐ走行写真撮影に移動するところですが、夜明けの遅くなった11月、まずは台東からの始発の白鐡仔を、ホームでバルブすることにいたします。ゆっくりと明るくなっていく払暁の空は、今日は残念ながら雲が多いようです。

幸いにして、リバイバルのシルバー・フェイスが姿を見せました。10分の停車中、ライトは消えてしまいましたが、対向ホームの乗車位置表示の数字の灯りがタイルの柱に反射して、何とも言えない雰囲気を醸し出しています。架線柱や碍子が写ってしまうのは止むを得ませんが、いやはや、まだ撮ってなかったカットが、まだまだありそうです。うん、この季節の朝夕は、走行無理せず、バルブで行こう。またひとつ、DR2700捕獲の愉しみが増えてしまいました。

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川崎の車窓から

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時系列が逆になりましたが、日曜日(11/10)に川崎の等々力緑地で行われた「川崎の車窓から~東急フェスタ」と題したイベントに、引退興行から1年半が経過してなお恩田で眠っていた、軌道検測車デヤ7200が陸送のうえで展示されました。「川崎の車窓から」の斜体のかかったロゴ、どっかで見たことあるなあと思ったら、このイベントを共催する川崎フロンターレのスポンサーは、「世界の車窓から」と同じ富士通だったのですね。

線路も敷かない、いわゆる「ダルマ」状態での展示ですが、車内を見ようとする人々の列は長く、最近は線路のないところで鉄道イベントが成立してしまうのだなあ、とちょっと複雑な気分になります。しかしまあ、こうして綺麗に色づいた公園の木々に囲まれているのを見ると、バカにしたものでもないなあ、と思います。

車内見学者が幕回しを自由にできるようになっていたので、撮影最前列の少年たちは、珍しい幕が出てくるのを待って、なかなか動きません。オヤジが文句を言っても仕方がないので、その列が崩れたわずかな瞬間を待って、秋の公園に佇むダルマデヤという日本珍百景みたいなワンカットを、何とか押さえることができました。

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青空ニーナ

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ほんの数日前に奥只見の紅葉を愛でたと思ったら、昨日から首都圏はいきなりの冬支度。今朝(11/13)は冬の青空が思いっきり広がりそうな晴れ予報の下、東海道を夜を徹して走ってきたニーナが、朝の東北線を黒磯へ向かう運用に入っているようです。スーパーHMの1か月、空振りにはすっかり慣れました。よし、行ってみましょう、出勤前にヒガハスへ。

赤羽、浦和、大宮と車窓に青空が広がっていき、定時通過20分前に着いた懐かしのガードレール前では、10数人の鉄な皆さんの声が弾んでいました。この天気、ヘッドマークの時にお願いしたかったよなあ、1か月前ならもう少し面にも当たるし……やめましょう、やめましょう。この天気で撮れて何の不満があるのでしょう(笑)

カブリが心配な通勤時間帯、10数分遅れたニーナが、上り有名踏切の向こうに顔を覗かせました。もう落ちる、いやまだ大丈夫と、去就定まらぬ現在、わずか3秒ぐらいの差で、上り電車にカブられずにすんだのは幸運でした。画面の遠景に色づいた秋の木々が少し見えますが、季節はもう、確実に冬に近づいているのですね。





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タラコギラリ

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田子倉の絶景を愛でたあと、里へ下りて越後須原への追撃は叶いませんでしたが、短絡ルートを抜けて電化区間の回送列車なら可能性がある! 同行の友人の機転で、途中で栃尾の古い街並みを縫いながら、長岡の先、東光寺を目指しました。

はい、ただのタラコ、架線下の回送です。一昔前なら、いや、もしかしたら今でも、そんなのわざわざ撮ってもねえという感じですが、晩秋11月初旬の15時台、この美しき光線の魅力は捨てがたいものがあります。内心、パーイチの貨物でも来ないかなあと思ってもやっぱり来なくて(笑)、ここはひとつ、夕陽に光る架線と碍子に、タラコギラリを期待しましょう。

結果、ご覧のとおり、ギラリました。国鉄首都圏色、紅葉の山々にも似合いますが、晩秋の斜光線にも見事に映えますなあ。思えば、この駅間では、キハ52/28・58で、朝の順光も雪景色も撮りましたが、夕暮れの光線で撮るのは初めてでした。夕陽を浴びて、架線下を疾走、素晴らしき秋の一日が暮れようとしていました。

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田子倉絶景

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折り返し駅の只見までタラコの様子を見に行って、地元の人たちで満席の駅前食堂でラーメン食べてるうちに、一度は山間で雲に覆われた空が、急速に光と青い色を取り戻しました。こうなったら、行かずばなりません。山峡の絶景、田子倉へ。

ここでは4年前の同じ時期、同じ時間に、キハ52の紅葉号を見送りました。サイドを順光で撮ってからの後追いになると、編成全体に光が回らなくなるのが難点ですが、この晩秋の絶景には代え難い。ああ30分前に来てくれれば、と叶わぬ念願をつぶやきながら、鉄橋が陰っていくのをぼんやり眺めているの、実は至福の時間でした。

帰って調べてみると、実は4年前と運転日は1週違っていたのですね。今回は、鉄橋の右の部分にまだ薄い光が当たっていて、完璧なスポットライトとなった52の時とは微妙に違った印象になりました。う~ん、深いなあ、ニッポンの自然、奥深いなあ、錦秋の絶景写真。スジが4年前より立っていて、越後須原への追っかけは無理でしたが、今年も鉄道写真に最も適した光線の季節を堪能した喜びに、しばし打ち震えていたのでした。



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錦秋を分け入る

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以前にもこのブログでお話ししたと思うのですが、なぜか自分は只見線会津方の蒸気列車に向いてない。たまに行っても消化不良、気分が乗らない。なのに、この小出方のDC紅葉号、4年前のキハ52、28/58で味を占めて以来、嬉々として撮るようになりました。う~ん、なぜか?……わかりません。やっぱり、アマノジャクなだけ(笑)

ひとつ言えるのは、只見~会津川口の不通が続く現在、蒸気列車の運転日は紅葉にはほんの少し早く、この気動車列車の週末に、奥只見の紅葉は盛りを迎えることが多いんですね。今年も、往路の9432Dが大白川に近づくにつれ、破間川の渓流に沿って見事な錦秋の木々が車窓を彩りました。いつもは桜田順光を旨とする身上ですが、こんな日ばかりは半逆光で撮りたくなります。

柿ノ木を過ぎて、並行する国道から渓流と一緒に見下ろせるポイントがありました。後追い、半逆光ですが、まあ、いいでしょう。遠くの山にかかっていた霧も晴れ、太陽がやっと予報通りの仕事をし始めたようです。九十九折の道を、紅葉を縫って、次はいよいよ、田子倉の絶景をめざします。

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魚沼秋街道

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で、ブルトレ廃止ニュースの衝撃も覚めやらぬ週末、今日(11/9)は本来ならば常磐線の24系ハネが気になるところですが、上越新幹線、朝イチのとき301号で長岡へ。晴れ予報の紅葉街道の魅力を選択し、只見線小出口で運転された「只見紅葉号」を撮ってきました。

新幹線で通過した浦佐は朝霧の中で、おいおい~って感じでしたが、レンタカーで越後須原に着く頃には何とか薄曇りになりました。ま、これぐらいなら、上出来、上出来と、4年ぶりの「紅葉号」フル撮影に、気分を盛り上げていきます。各ポイントの朝の光線の向きを復習しながらロケハンし、上条の手前で銀杏の樹も入れたアングルに決定しました。

やがて、山あいにタイフォンが響き、2両編成のタラコが姿を見せました。JR東の線上にもはや国鉄色ツートンのキハなき現在、この臨時列車もタラコことキハ47首都圏色での運転がすっかり定着しました。あらためて考えると、紅葉の山々と同系色、なかなかのマッチングです、今日ばかりは、タラコではなく、モミジ色とでも呼ぶことにしようではありませんか。

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寝台客車特急の行方

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おそらく、そうなってしまうのでしょう。すでに明らかになっていた来春の「あけぼの」廃止に続いて、「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」といった寝台客車特急の北海道新幹線開業時の廃止検討が、今朝(11/7)、一斉に報道されました。

「北斗星」運転開始からすでに四半世紀が経過、2代目の牽引機が余剰となって貨物に売却される時代です。今日の報道はほぼ、鉄の世界で噂されていた通りですが、いざ現実となると、う~ん、にわかには信じられない感じです。報道内容が一部で相違していますが、多客期の臨時は別にして、数年後には夜行特急は電車の「サンライズ」系列だけになり、「ブルトレ」を中心とする日本の寝台客車特急の時代は終わりを告げることになります。

道理でここのところ、24系ハネのイベント列車が増えてたよなあ。今月も常磐方面を中心に、81+青い客車がけっこう設定されています。貨物に売却される時代になっても後藤さんに興味が持てない当方、EF81、EF64といった国鉄型電機の牽引列車を中心に撮影頻度が増えそうです。あ、そうそう、ミドリムシとか言うのは、もうやめます。トワイライトのパーイチも、けっこうカッコいいではありませんか(爆)

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がんばろう山口・津和野

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三連休の中日(11/3)は、日帰りで山口に行ってきました。予報が曇り時々雨段階で、DD先頭の復路回送の魅力に負けて、「SLがんばろう山口・津和野」出撃を決断。ところが、予報は当日朝に暗転し、雨時々曇り、実際行ってみると雨時々小雨という最悪のコンディションにメゲて、シゴロク先頭の往路本列車、復路との合い間に試みたニーナ捕獲、ことごとく策が裏目に出て、せっかくの連休出撃が後悔だけで終わりそうでした。

折り返しの地福の先の、いつもの踏切まで、復旧工事の現場を見に行ってきました。聞くところによると、名撮影地・白井の里のトンネル付近は、いまだ茫然とした状態が続いているようです。ま、それでも、山口に行けばいつも遭遇するTさんの笑顔に出くわしたり、情報をいろいろ伺ったりするだけで、うんそうか、そうか、と前向きな気持ちになってきます。やっぱり、やまぐち、来なきゃなあ。

復路はPPでドナドナというケースが多い、転向のできない蒸機列車の運転パターンですが、往路の牽引機をそのまま機回しして逆側に付ける、DD51+逆C56のパターンになりました。それで、DDがカマ+客車を牽いていくだけと思いきや、けっこうシゴロクが煙出すんですね。サービス(?)とはいえ、これ、意外と絵になってよかったです、とまたアマノジャクなことを言ってしまいます(笑)検査中のシゴナナのぶんまで、やまぐちの山野に帰ってきた喜びをシゴロクが精いっぱいに表わしているようで、こちらもよし、頑張ろうと、勇気づけられたのでした。

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ラストイニング

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熱戦を繰り広げた今年の日本シリーズ終了から1日遅れて、8日にわたったスーパーニーナ延長戦も、今日(11/4)ラストイニングを迎えました。あ、そうそう、艱難辛苦の時代から応援されていた皆さんには親愛なる敬意を捧げますが、ここ最近になって急にイーグルス、イーグルスとおっしゃっていた皆さん、来年、エースがアメリカに行くことになろうとも、きちんとイーグルスの応援、してくださいね。負け惜しみですが(笑)

閑話休題。昨日の午後、幡生に到達したニーナはやっと今日の未明、吹田までの運用、2074レに入りました。いよいよ、ヘッドマーク付きの最終列車、こちらも最終捕獲を試み、急遽、伊丹まで赤い飛行機で出撃と相成りました。モノレールと阪急電車を乗り継いで到着した駅撮りの名所、甲南山手のホーム先端は、何日ぶりかの薄日が差したり、曇ったりの繰り返しで、通過1時間前には、ほぼ満員御礼となりました。

しかしまあ、この期間限定スーパーニーナ、捕獲は困難に困難を極めたものです。♪あんな時代もあったねと、いつか笑って話せるね♪というのはまだ無理で(爆)、無理して行ったら3時間遅れで時間切れとか、おいおいここでカブるかよ~という場所でカブられたり、あまりに涙、涙の繰り返しでした。結局、首都圏では晴れカットをゲットすることができませんでした。

それが、最初の熱田と、最後の甲南山手、中京圏と関西圏で1カットずつ、日の当たった写真を撮影することができました。しかし、よく薄日が当たった状態で来てくれたよなあ。順光にはならない時間帯ですから、結果、最も良好な光線で撮影できたことになります。この後、吹田へ戻ったらすぐ、1か月にわたって27号機の両エンドを飾ったマークは取り外され、また何事もなかったかのように、次の仕業に入ったようです。昨日のシリーズ同様、スーパーニーナのラストイニングもまた、晩秋の日の、美しき光芒に満ち溢れていました。

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スーパーニーナ延長戦

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広島でのスーパーイベント実施から1週間、所属区の吹田へなかなか帰れないニーナは、今日もヘッドマークを装着したまま、走り続けていました。延長戦に入ってからも、やっぱり空振りとか無駄足とか、挙句の果てにカブリとか、もう大変ですが、今日(11/2)は単機ながらも、何とか捕捉に成功しました。

大宮先端で撮影なんて、もしかしたら15年以上ぶりかもしれません。いや、旅客線はその昔パックの「いもほり号」(!)とか撮りましたが、貨物線の進入をいつ撮ったかは、覚えていない(笑)目撃情報の書き込みが行き届き、鉄の数は20人以上でしょうか、少年の肩越しに一声かけて撮らせていただきました。

実はまだ撮れていなかった、縦位置アップで狙うことにしました。いつもなら編成の後ろが……というアングルですが、単機ですから結果オーライ、ここ最近の捕獲失敗の数々を、ほんの少し取り返した感じでした。ま、それも束の間、鉄の幸運不運は繰り返しです。18時過ぎの山手線某駅では、DD51「天の川」、見事に山手内回りにカブられ、茫然と後ろ姿だけを見送ることになったのでした(泣)

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ヒストリー・トレイン1989

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クラシック編成が羽田に向かってから、さらに待つこと2本目で、今度はクリーム地に赤のラインが入った編成がやって来ました。こちらは、現在モノレール輸送のすべてを担う1000形の登場時の塗装を再現したもので、1989年ですから、もう来年で四半世紀前になります。そうか、「オリエントエクスプレス’88」の翌年か……そういえばあの頃はまだ、羽田から飛行機で鉄に出かけるなんてなかったなあ。。。

そして、来年には久しぶりの新型車両の投入が予定され、この現行1000形は順次、姿を消していくことになっているといいます。モノレールといえばこのフォルム、その中にネタモノレール、まさにネタモノが2編成もあるのですから、こりゃあ、時々撮ってもいいかなあ、という気になります(笑)

昨夜の鉄な会合でも話題になったのですが、最近、鉄、非鉄を問わず、知人友人から「ナナツボシは撮らないの?」とよく訊かれます。答え、「今のところ興味がないので、撮りません。ただし、いつ気が変わるかは、わかりません」はい、こうして興味ないと言ってたものを、ある日突然、嬉々として撮り始める、引き続き、極私的アマノジャク鉄で行きたいと思います。



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モノレールにもクラシックあり

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昨日(10/31)の朝、大井ふ頭に所用があり、モノレールで大井競馬場前に向かいました。8時過ぎに先方と約束していたのですが、急に名古屋滞在が延びたとのこと、目的を達することなく、会社へ向かうことになりました。それにしても、相変わらずハードル高いよなあ、延長戦に入っても(謎爆)

気持の良い快晴の朝。運河にかかる橋を渡って駅に戻ろうとすると、素晴らしい桜田光線の中を、倉庫やビル街をバックに、モノレールが走っているのが見えました。こういうのも、いいなあ。こんな機会でもなてれば、モノレールなんて撮ることないから、ちょっと撮って行くか(笑)

2本目に、塗装の違う編成がやってきました。白に下に行くにしたがって、青が濃くなるグラデーション。最初は形式が違うのかと思いましたが、どうやらフォルムはいつものと同じ。色が違うだけなんですね。後から検索して調べると、開業当時の塗装をリバイバルした、いわばクラシック!

道理で、何だか古そうな感じがしたものです。古い形式が朝のラッシュ時だけ出てきたような。。。え? もう1編成、別の塗装パターンがある? 朝飯を飛ばせば、もう少し時間はありそうです。所期の目的からは外れた朝練ですが、ちょっと待ってみることにいたしましょう。

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