キハ1803、40年前の表情

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現地情報によると、今日(9/13)のなかよし鉄道は、午前中、キハ1との2連運転も行われ、4週末に渡ったキハ1803特別運転に名残りを惜しむような秋晴れの空の下、地元のファミリーや遠来のファンで賑わっているようです。そろそろ、これからがちょいエロ光線の時間帯ですね。綺麗だろうなあ、今週も。

尾小屋鉄道廃止直前のキハ3、いったい自分はどんな写真を撮っていたのだろうと、ナントカシンドロームが怖くて(笑)しばらくスキャンどころか触ってもいなかった、40年前のネガを取り出しました。1974年5月4日か、ゴールデンウィークに行ったことすら忘れていましたが、新小松から尾小屋鉄道の列車に乗って、途中の長原で写真を撮り、終点の尾小屋に至り、駅前の旅館に投宿しました。

写真は新小松の発車前、おお~、キハ1803! 数字の書体は、同じですね。それだけで、感動します。で、よくみると、窓の右上に「キハ3」と小さく表示されています。そうか、この写真の前に、おそらく「1803」の「18」を塗りつぶした時期があったのでしょうか。このときの新小松の空気感は、つい昨日のことのように思えますが、少年老い易く、学成り難し。写真にはちゃんと40年の時が流れて、古い駅舎や自転車に、もう滂沱の涙を流してしまいそうです。

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錦秋を分け入る

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以前にもこのブログでお話ししたと思うのですが、なぜか自分は只見線会津方の蒸気列車に向いてない。たまに行っても消化不良、気分が乗らない。なのに、この小出方のDC紅葉号、4年前のキハ52、28/58で味を占めて以来、嬉々として撮るようになりました。う~ん、なぜか?……わかりません。やっぱり、アマノジャクなだけ(笑)

ひとつ言えるのは、只見~会津川口の不通が続く現在、蒸気列車の運転日は紅葉にはほんの少し早く、この気動車列車の週末に、奥只見の紅葉は盛りを迎えることが多いんですね。今年も、往路の9432Dが大白川に近づくにつれ、破間川の渓流に沿って見事な錦秋の木々が車窓を彩りました。いつもは桜田順光を旨とする身上ですが、こんな日ばかりは半逆光で撮りたくなります。

柿ノ木を過ぎて、並行する国道から渓流と一緒に見下ろせるポイントがありました。後追い、半逆光ですが、まあ、いいでしょう。遠くの山にかかっていた霧も晴れ、太陽がやっと予報通りの仕事をし始めたようです。九十九折の道を、紅葉を縫って、次はいよいよ、田子倉の絶景をめざします。

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野分立つ前2~五能線

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この日(9/14)の津鉄旧客運転は15時過ぎに終了、夕陽までの晴れ間継続が予想される好天に、五能線への転進を決断しました。もしかしたら、タラコが来るかもしれない。便利な世の中になったもので、さすがにタラコの運用にはたどり着きませんでしたが、大急ぎで撮影地を検索し、クルマを川部方向に走らせます。

国道が線路と並行し始めた陸奥鶴田の先で、いわゆるひとつのド田んぼ地帯が始まりました。どうやらこの先は市街地が多そうで、もうこれは次の鶴泊の手前でポイントを探そうと、同行のGontaさん鉄人騎士さんと衆議一決、津鉄沿線同様に、黄金色に染まる秋の稲田を手前に配して、サイドライトの美しいアングルを探しました。

結果、ご覧のようにタラコの襲来はありませんでしたが、まずは許容範囲の五能線色キハ40の2連です。思えば、蒸機現役時代に訪れる機会のなかった五能線で写真を撮ること自体が初めてです。荒々しい海岸線でもなく、岩木山とリンゴ畑でもないけれど、限りなく美しい秋の稲穂とローカルDC。これまた野分立つ前の、ささやかな僥倖でした。

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魚沼錦秋

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破間川に沿って、国道を大白川の手前までロケハンしているうちに、時折、薄日が差してきました。もしかすると、もしかするかも、いやいや、甘い期待は禁物、と同行の鉄人騎士さんと、はやる気持ちを引き締めます。が、一旦陰ると山あいの露出のなさは致命的で、3年前にもキハ52の「只見紅葉号」を撮影した上条の先の開けたポイントまで戻って、返しのタラコを待つことにしました。

やはり陰りましたね、ま、仕方ないですね、そううまくはいきませんよ、なんて話してるうちに入広瀬発車の15時26分。そのとき、背後から日が差し始めて、線路面からどんどん後ろに秋の斜光が広がって、あっという間にバックの紅葉の山まで達しました。思わず奇声を上げそうになるのを堪えて、ただひたすら、頼む!もってくれ! あとは鉄の神様に祈るしかありませんでした。

99%の出撃が、1%の奇跡を呼ぶ。たしか、T島さんの名言だったと思います。1年にほんの一度あるかどうかでしょうか、おまえはよく出撃しているから、たまにはご褒美をやろう、と鉄の神様が微笑んでくれる(笑)タラコ、いや国鉄首都圏色が錦秋に染まると、こんなに美しいとは、よもや思いませんでした。

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破間川に沿って

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この日(11/10)、只見線小出口では、小出~大白川開業70周年の記念列車が、前週に続いて運転されました。すでに新津に国鉄色ツートンのキハの姿なく、タラコ2連での運転と聞いて当初は触手が動かなかったのですが、そうか、沿線まさに紅葉の季節が始まっているではないか、と飯山線復路のバック運転を捨てて、午後は只見線に転進することにしました。

信濃川から魚野川へ遡り、さらに遡った支流の破間川(あぶるまがわ)に沿って、素晴らしい風景の中を走る只見線。10月にやっと只見までが復旧しましたが、只見~会津川口はいまだ不通のままで、暴れ川→あぶるまがわの由来の通り、息をのむ渓谷美は自然の猛威と表裏一体であることを、あらためて思い知らされます。

昼過ぎに一度は日差しさえさしていましたが、14時を過ぎて、再び雨脚が強くなりました。やっと小降りになったところで、川面にしっとり影を落とす紅葉をバックに、大白川へ回送のタラコがやってきました。うん、悪くありません。秋の幽玄ともいうべき、深みのある景色に、よく似合っていますね。よし、返しも何とか紅葉がらみでいこう。3年前の「只見紅葉号」のポイントを思い出しながら、急いでロケハンに入りました。

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Author:品川530
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