再見、三道嶺

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で、三道嶺雪景色の大晦日、新正月は専用線の列車運行には関係ないと思いきや、午後早い段階で炭鉱自体が操業停止、あとは東駅に戻っていく北駅からの列車を待ち構えるしか仕方ない状況と相成りました。晴れてはいるものの、天山山脈はまったく見えず、山バックアングルは去年のリベンジならず!と思うと、忸怩たる気持になります。

駄菓子菓子! はかなくも美しい夕陽の時間が、眼前に展開され始めたのです。 いやあ、これは想定外だったよなあ。おりしも、この日の最終列車となってしまった重車編成が、長い煙をたなびかせて、夕陽の方角へと走り去っていきます。2016年末、中国現役蒸機の大団円です。15年来の撮影の歴史を踏まえて、万感の思いで見送りましょう。

明けて新年、三道嶺の建設型蒸機は、旧正月以降、いつまで残るかどうか、いまだ諸説かまびすしく、年明けすぐに続いて、さらに草木もなびくツアーがいくつも追加設定されていると聞きます。私ももう一度、行きたいというのはもはや夢のまた夢、夕陽の彼方へ見送った最後の現役蒸機の後ろ姿を、何度も何度も思い出しては、ため息をついているのです。

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融雪の路

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明けて大晦日、三道嶺は朝から雪景色になりました。昨日の朝、バルブは十分やったからと遅めの出発の予定でしたが、朝食もそこそこに、やっぱりバルブしたくて衆議一決、東駅へ。とりあえずのカットを押さえたら、昨夜の花火のアウトカーブで、採炭場からの一番貨物を待ち構えました。

駄菓子菓子! 慣れない積雪に集積作業は遅れに遅れ、その間に、せっかくの雪がどんどん融けていきます。雪晴れ、とまではいかないにしても、日差しはだんだんとしっかり当たってきて、まさに「今、来てくれ」状態が、もどかしく継続します。本来の時刻からはほぼ2時間遅れでしょうか。11時過ぎに一番貨物が薄日の中を通過、そして2番貨物が、ご覧のような日差しを浴びてやってきました。

いやあ、雪景色が撮れるとは思わなかったなあ。かなり地表がマンダーラになってしまいましたが、この煙があれば、許容範囲でしょう。「V! V! 激V!」と、後ろから聞こえるのは、ひと回り以上下の年代の同胞からの感激の声でした。ついに、中国鉄にも、ニッポンの若きバリ鉄の本格進出、そして代替わりが始まった! この年末年始、それを目の当たりにしたのも、大きな驚きでした。

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重車、後ずさり再び

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三道嶺の花火撮影のレギュラーコース、東駅へ向かう噴火を正面土管かアウトカーブで撮ったら、やや急いで撤収して、後ずさり推進でやってくる重車を、最後の最後に、ほんのわずかの光が残った築堤で撮影する。昨年同様のこのコース、今回は3グループがそろって移動、暗闇の中で声を掛け合っての立ち位置確認となりました。

それにしても、寒かったなあ。この後、撮影が終われば、ビールと食事が待っていると思うと、わずかな待ち時間が、ほんとうに長かった(笑) で、撮った写真は、去年、APSCで撮ったのとほとんど同じアングル(爆) まあ、いいでしょう。色の深みが違うような気がします。で、もうひとつ、カマが止まってる確率は去年とほぼ同じ、進歩なし(核爆)

やがて心地よい疲労を癒しながら味わった、新疆ウイグルの料理は、羊もあれば川魚もあり、ガイドのエイバイさんのいつもながらのニッポンのオヤジ心を考慮したセレクトで、ほんと、旨かったなあ。ホテルへの帰り道、今夜は昨日より寒いなあ、と思いつつ、まさか雪が降るはずないよね、とほろ酔い気分で話しながら、凍った路面で滑らないように、慎重に歩いていきました。

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冬の花火 2016

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三道嶺に夕陽が沈む頃、お待ちかね、花火の時間がやってまいりました。わずか2年ほどの間に、すっかり三道嶺名物となった冬の花火というか、噴火というか……最近の流行りでいうと、望遠ナガダマ正面土管、なおかつ白煙と花火が見事に折り重なったのが「噴火」であり、激Vカット、というわけです。

撮影初日の日暮れ時は、私も300mmという短焦点(笑)ながら、正面土管位置に三脚を立てたのですが、翌日は少し遠めのアウトカーブのアングルを選択しました。あんまり煙と花火が重ならないほうが、風情があっていいのではないか、、、はい、あくまでも好みの問題ですが、ここでも、若者アングルを100パーセント肯定することはできなかったのでした。

結果、ここまで撮れれば、フルサイズ花火のデビュー戦としては、ま、いいでしょう。それにしても、機材さえ揃えれば、凄い写真が誰にでも撮れる時代になったものです。なおかつ、撮ったらすぐに確認ができる。しかし、今世紀初頭に比べて格段に進歩したデジタル機材とは反対に、手がかじかみ、上り坂に息切れする、我が身の体力の低下よ(笑) やっとの思いでクルマに戻り、ポケットのホッカイロを追加して、もう1カットに備えました。

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終末期の同時発車

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親しい撮り鉄な方々は皆さんご存知ですが、私、斜面が苦手です。はい、撮るのも、登るのも。ここ三道嶺でも、O隊長以下の皆さんが、「これぐらいたいしたことない」と、勇躍斜面を登攀されるのを、「私は下で結構です」と見ていました。で、2本発車を見送った後、Tさんが後方からの普通の小道を迂回すれば登れることを発見されたのですね。ならば、行きましょう、何せ、最後ですから(笑)

斜面の上の小高いところには、とぼけた行動でツアーメンバーのアイドルと化したJさんが一人、とぼけた表情で残っていました。O隊長たちは丘から降りて、今度は平面狙いです。Jさんと二人、とぼけた俯瞰で撮るのも一興だな、と思っていたら、そのとき、思いもかけぬ僥倖が、鉄の神様からもたらされました。2本のJS牽引積車の、何と、同時発車です。

ご覧の3本の線路、ほんの数年前まで、3本の間には線路が敷き詰められて、ひっきりなしに、JSが何両も行きかっていたのですね。それがいまや、荒涼たる原野と見まがう風景と化し、夕方の斜光線を浴びながら、2本の積車が終末期の残照を象徴するように、発車していきます。真ん中の線路にももう1本、、、と贅沢を言うのは、やめておきましょう。




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