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GWの鉄活報告、やっと東北の桜鉄が終わって、いざ後半の中国といきたいところですが、池上線の7910Fで、ちょっと箸休めにしましょう。先週末の土曜日(5/12)、都内城南は激しい通り雨の後、夕方劇的に天気が回復、急遽、銀ギラ狙いで行ってきました。この気軽さが、近場鉄のいいところですね~

さすがに都会の17時過ぎは、どこへ行ってもビル影のマンダーラ。五反田から池上線に乗って、線路面にまだ光が当たっている部分を探しながら、旗の台、石川台、雪が谷大塚と、ビルの谷間にわずかに覗く夕陽を追いかけていきます。♪ギンギラギンにさりげなく~~♪と、80年代アイドルのヒット曲を歌いながら、夕暮れ迫る私鉄沿線を散歩するのも、ほんとうに、さりげなくていいものですね。

18時を回った池上で、まだ駅の蒲田寄りでギラギラと日が当たっていました。商店街のわずかな部分に、思いっきり差し込む夕陽って、何だかたまらなく懐かしい空気を感じます。銀ギラギンの電車の顔を撮ったところで、ビールが恋しくなりました。今日はそろそろ切り上げて、大阪からの友との待ち合わせ場所に急ぐことにしましょう。

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「日本海」と583系を撮り終えると、そのまま弘前へ向かいました。さすがに桜まつり真っ只中で、弘前のホテルはすべて満員でした。仕方ありません、青森市内に宿をとりましょう。そうなると、仕方ありません。居酒屋きたさんに行って、それでも翌朝は早起きして「はまなす」……仕方ありませんなあ(爆)

翌日(4/30)、弘南鉄道の沿線を撮り歩くことにしました。岩木山をバックに、時おり桜の花吹雪を浴びながら走る元・東急の電車が主役でしたが、午後遅くの田舎館で、桜と駅舎がメインの、こんな素晴らしいシーンに遭遇しました。よくぞこのタイミングで来てくれました、お犬さまも(笑)

自転車で駅まで来て、電車で通学していく学生たち。この桜の樹も、この古い駅舎も、毎年春がやってくると、新しい若人たちを静かに祝福してきたのでしょう。ゴールデンウィークのあらゆる喧騒から遠く離れて、ゆったりとした時間だけが、津軽の空の下に、流れていました。

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秋田から先は、臨時「日本海」の10分ほど前に多客臨「弘前さくらまつり号」の583系が走るという、鉄にはたまらない続行運転となりました。幸い、象潟で「日本海」を撮ってから高速で鯉川に到達、先行の583系に間にあったため、今度は583を基準に追いかけて、二ツ井でもうワンカット、と相成りました。

定期「日本海」最終日、まだここは雪景色でした。それからひと月と10日ばかりで、バックの低い山の中腹には、ヤマザクラが咲きこぼれ始めています。まもなく薫風の季節、結果的にGW前半の好天で北日本の桜は一気に満開へと進んだようですが、こうしてやっと春に染まり始めた山あいの風景も、静かに心打つものがありました。

今や6両編成しか残っていないのが残念な原色の583系ですが、このツートンは夜のライティングにも昼の風景にもしっくりくる、素晴らしいカラーリングですね。今日のタイトルは、北山修「12枚の絵」から「北の海の道」をちょっともじってみましたが、これはご存知の方が少ないかな(笑)

♪春が来るという 私たちの暮らしに また1年が経ってしまったね♪

この列車が目指す弘前城の桜も、間もなく盛りを迎えるようです。日本列島をあわだたしく撮り歩いた今年の桜鉄も、もうすぐ終わろうとしていました。
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磐西桜爛漫のGW初日を終え、新津からそのまま鶴岡へ移動しました。しかし日本海側の一般道、長かったなあ(笑)笹川流れも小砂川もすっかり闇の中で、初めて泊まる鶴岡に到着後、これまた初めての街の居酒屋で、庄内の山海の肴に何とか舌鼓を打つのに間に合いました。

その途中で、一報が入りました。大阪発の臨時「日本海」はトワガマ!……おいおい、本当かよ。てっきりローピンだと何の根拠もなく信じ込んでいた当方には寝耳に水ですが、よく考えてみると、当然の話です。いやむしろ、トワガマのほうが検査期限が迫っているカマがいて、むしろトワガマ牽引が貴重とか。いやはや、わからないものです(笑)

そういえば、トワイライトEXPという稀代の人気列車牽引機として特殊塗色を帯びたわりには、このトワガマ仕様、あまり人気が沸騰しませんね。もしかしたら、サイドにEF81とでもレタリングすればよかったのかな? 国鉄最末期から今に続くレインボー=虹カマの人気を聞くにつれ、いささか勿体ない気がします。

鶴岡近郊の朝。遠くに庄内平野の遅い桜を点景に、トワガマ103号機が7両に減車された臨時「日本海」の先頭に立って、姿を見せました。定期「日本海」最後の日々には見られなかった、ニッポンのブルトレ最終章を彩るワンシーンに、初めてささやかな拍手を送りたくなりました。
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尾登、上野尻、鹿瀬と桜とともに移動し、ラストはやはり馬下にしました。シゴナナ通過まであと10数分、夕陽はくっきりと出ているものの、その下には薄い雲が広がり、風も出てきて、今日もなかなかどうして、不安なシチュエーションになりました。

ギラリ狙いの田圃には、すでに鉄が集中しています。踏切の近くで桜とギラリの両方を狙うことも可能ですが、せっかくの夕陽、一本桜はイエローを帯びて、独特の桃色となっています。よし、ギラリは水鏡の頃に、また来ることにしよう。桜で始まった一日は、やっぱり桜で締めくくりましょう。

桜の下の畦道を、1台のバイクが近づいてきていたのは、通過後にモニタを見るまで気がつきませんでした。それほど、夕陽の色を帯びて今日を最後と舞い落ちる桜は美しく、ギラリと光ったシゴナナのナンバープレートが、わずか1日で終わってしまいそうな今年の磐西桜街道に、別れを惜しんでいるようでした。